目標テーブル
目標テーブルは目標レコードの集まりで、インタラクション属性 (メディア タイプ、サービス タイプ、顧客セグメントなど) とサービス目標との間の対応関係を定義します。
コスト ベース ルーティングを使用している場合、コスト契約を使用します。 コスト契約は特別なタイプの目標テーブルであり、ルーティングされるインタラクションの原価を計算する際に必要な情報が含まれています。 コスト契約には目標レコードが含まれ、各目標レコードは個別に IT 契約に関連付けられます。 コスト契約のオペレーションの詳細については、下記の「手順」タブの「コスト契約」セクションを参照してください。
目標テーブルの詳細については、『 Universal Routing 8.0 Routing Application Configuration Guide』を参照してください。
[目標テーブル] リストには、環境にある目標テーブルが一覧表示されます。 このリストは、テナント、構成単位、サイト、フォルダー別の階層でソートされて表示されます。 特定の階層別にオブジェクトを表示するには、リストの上にあるドロップダウン メニューで階層のタイプを選択します。
Configuration Manager は、テナントのアクセス権の設定に従います。 アクセス権および特権を付与されているオブジェクトだけにアクセスできます。
このリストの内容には、2 つの方法でフィルターを適用することができます。
- [クイック フィルター] フィールドに、オブジェクトの名前、または名前の一部を入力します。
- キューブのアイコンをクリックして、[テナント ディレクトリ] フィルター パネルを開きます。 このパネルで、 テナントをクリックして選択します。 このパネルの [クイック フィルター] フィールドを使用して、テナント リストにフィルターを適用します。
列見出しをクリックすると、その情報別にリストをソートできます。 列見出しをもう一度クリックすると、ソート順が逆になります。 [列の選択] をクリックして、列を追加したり削除することもできます。
一度に複数のオブジェクトを選択したり、選択を解除するには、[選択] をクリックします。
新しい目標テーブル オブジェクトを作成するには、[新規作成] をクリックします。 既存のオブジェクトの詳細を表示または編集するには、オブジェクトの名前をクリックするか、オブジェクトの隣のチェック ボックスをオンにして、[編集] をクリックします。 1 つ以上のオブジェクトを削除するには、削除するオブジェクトの隣のチェック ボックスをオンにして、[削除] をクリックします。 または個々のオブジェクトをクリックして [削除] をクリックすると、オブジェクトを 1 つずつ削除できます。 上記以外の場合、[詳細] をクリックして次のタスクを実行します。
- 複製—目標テーブルをコピーします。
- 移動先—目標テーブルを別の階層構造に移動します。
- 目標テーブルを有効または無効にします。
- フォルダー、構成単位またはサイトを作成します。 詳細については、「オブジェクト階層」を参照してください。
目標テーブルの名前をクリックすると、そのオブジェクトの詳細情報が表示されます。 オプションやアクセス権を設定したり、依存関係を表示することもできます。
手順: 目標テーブル オブジェクトの作成
ステップ
目標テーブル
- [新規作成] をクリックします。
- 次の情報を入力します。 一部のフィールドでは、値の名前を入力するか、[参照] をクリックしてリストから値を選択できます。
- 名前—目標テーブルの名前。 このプロパティには値を指定する必要があり、その値は Configuration Database (エンタープライズ環境) またはテナント (マルチテナント環境) 内で一意でなければなりません。
- 説明—目標テーブルの簡単な説明。
- タイプ—コスト契約ではない目標テーブルを作成するには、[デフォルト] を選択します。
- テナント—マルチテナント環境で、このオブジェクトが属しているテナント。 この値は、オブジェクト リストの [テナント ディレクトリ] フィールドで指定されたテナントに自動的に設定されます。
- 有効状態—選択すると、オブジェクトが通常の動作状態にあり、何の制限もなく使用できることを示します。
- [保存] をクリックします。
コスト契約
- [新規作成] をクリックします。
- 次の情報を入力します。 一部のフィールドでは、値の名前を入力するか、[参照] をクリックしてリストから値を選択できます。
- 名前—目標テーブルの名前。 このプロパティには値を指定する必要があり、その値は Configuration Database (エンタープライズ環境) またはテナント (マルチテナント環境) 内で一意でなければなりません。
- 説明—目標テーブルの簡単な説明。
- タイプ—コスト契約ではない目標テーブルを作成するには、[契約] を選択します。
- プリペイド コストの合計—プリペイド契約コスト (ボリューム レート契約のみ)。
- タイム ゾーン—[一般] タブで指定されたインタラクション タイプおよびこのコスト契約のタイム ゾーン。
- 開始—コスト契約を開始する日付。
- 終了—コスト契約を終了する日付。
重要詳細については、『 Universal Routing 8.0 Routing Application Configuration Guide』を参照してください。 - [保存] をクリックして、コスト契約を保存します。 [目標レコード] タブが表示されます。
- [目標レコード] タブで、[追加] をクリックします。
- 画面に表示されたポップアップ ウィンドウに次の情報を入力します。
- メディア タイプ—音声、電子メール、ファックスなどの、情報の伝達に使用されるメディアのタイプ。 このフィールドの属性値の範囲は、"メディア タイプ" ビジネス属性で定義されます。
- サービス タイプ—顧客がリクエストしているサービス。 このフィールドの属性値の範囲は、"サービス タイプ" ビジネス属性で定義されます。
- 顧客セグメント—業務情報を基準とした企業の収益ポテンシャルによって顧客をカテゴリに分類します。 このフィールドの属性値の範囲は、"顧客セグメント" ビジネス属性で定義されます。
- サービス目標ゴール—このレコードに定義されているサービス目標のゴール。 音声インタラクションの場合、これはエージェントが音声コールに応答するまでの目標所要時間です。
- サービス目標差分—このレコードに定義されているサービス目標の差分。 サービス対象の目標の偏差のステップを定義します。
- [OK] をクリックします。
重要詳細については、『 Universal Routing 8.0 Routing Application Configuration Guide』を参照してください。 - [保存] をクリックします。