パラメーター グループ
パラメーター グループは、ルーティング ストラテジに関連付けられるオペレーション パラメーターのセットです。 サービス プロバイダーによって、パラメーター グループのテンプレートとしてテナントにデプロイメントされます。 そして、テナント管理者が、値をパラメーター グループのオペレーション パラメーターに割り当てます。 URS アプリケーションがルーティング ストラテジを実行すると、関連付けられたパラメーター グループのオペレーション パラメーターの値が、コール フローに組み込まれます。
各パラメーター グループへのアクセス権は、構成トランザクション オブジェクトのアクセス制御の設定に基づいています。 一般的なガイドラインは次のとおりです。
- 関連する構成トランザクション オブジェクトが保存されるトランザクション フォルダーの "更新" アクセス権を持っているユーザーは、新しいパラメーター グループを作成できます。
- 関連する構成トランザクション オブジェクトの "読み取り" アクセス権を持っているユーザーは、パラメーター グループを表示できます。
- 関連する構成トランザクション オブジェクトの "更新" アクセス権を持っているユーザーは、パラメーター グループを保存できます。
- 関連する構成トランザクション オブジェクトの "削除" アクセス権を持っているユーザーは、パラメーター グループを削除できます。
GAX 以外のアプリケーション (Genesys Administrator や Configuration Layer など) からパラメーター グループの値を変更できます。 この場合、パラメーター グループの詳細パネルにメッセージが表示され、パラメーター グループが同期されていないことが警告されます。 次のいずれかのオプションから値を選択するように求められます。
- データベースからの値—Genesys Administrator Extension データベースに格納されている値が使用されます。
- トランザクション オブジェクトからの値—外部値が使用されます。
[保存] ボタンをクリックして、パラメーター グループを同期します。
この画面には、ログインしているユーザーに関連付けられているテナントが関連付けられていて、表示に必要なロール特権があるパラメーター グループのすべてのリストが表示されます。 最新の情報でリストを更新するには、[リフレッシュ] をクリックします。 このリストには、次の方法でフィルターを適用できます。
- [クイック フィルター] フィールドに、オブジェクトの名前、または名前の一部を入力します。
- [テナント フィルター] ボタンをクリックして、[テナント フィルター] パネルを開きます。 このパネルで、選択するテナントの隣のチェックボックスをオンにします。 このパネルの [クイック フィルター] フィールドを使用して、テナント リストにフィルターを適用します。
- 列見出しをクリックすると、リストのパラメーター グループをソートできます。 列見出しをもう一度クリックすると、ソート順が逆になります。
この画面から、次のタスクを実行できます。
値の設定と変更
パラメーター グループのオペレーション値にデフォルト値が割り当てられている場合があります。 テナントに適用するオペレーション パラメーターに値を割り当てるのは、テナントの管理者、または適切なロール特権の保有者の責任です。
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テンプレートの変更
パラメーター グループに関連付けられているパラメーターと、そのグループが使用する指定アプリケーションを変更できます。 これは、パラメーター グループや、パラメーター グループのデプロイメントに使用されたパラメーター グループのテンプレートで直接変更することはできません。
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パラメーター グループの削除
パラメーター グループをデータベースから削除しても、パラメーター グループのテンプレートとそのオペレーション パラメーターはデータベースから削除されません。 同様に、関連付けられているルーティング ストラテジも削除されません。 このアクションの主な影響は、URS がテナントに対してこのルーティング ストラテジを実行しても、グループのオペレーション パラメーターの値がコール フローに組み込まれないことです。
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