読み取り専用モード/緊急モード
読み取り専用モード機能および緊急モード機能によって、Configuration Server の保守中にユーザーが Configuration Database に変更を加えるのを制限できるようになります。
読み取り専用モード
このモードでは、どのユーザーも Configuration Database に対して変更を行うことはできません。
緊急モード
このモードでは、スーパー アドミニストレーター グループのメンバーであるユーザーのみが、Configuration Database に対する変更を行えます。緊急モードは、Configuration Database 自体に対して何らかの保守作業が必要な場合に役立ちます。
読み取り専用モードまたは緊急モードの有効化
これらのモードを有効化したり無効化したりできるのは、スーパー アドミニストレーター グループのメンバーだけです。
読み取り専用モードや緊急モードを有効化するには、次の手順を実行します。
- Configuration Manager ビューの右上で、[環境] ボタンの横の [詳細] ボタンをクリックします。
- 必要なチェックボックスをオンにして、それぞれのモードを有効化します。
サーバーが読み取り専用モードか緊急モードになっている場合、次の GAX ヘッダーに鍵アイコンが表示されます。
- 現在ログイン中のユーザー全員
- GAX が読み取り専用モードまたは緊急モードの場合にログインしている全ユーザー
鍵アイコンにマウスを合わせると、現在アクティブ モードのツール ヒントが表示されます。
f読み取り専用モードまたは緊急モードがアクティブ化されると、Configuration Server は Configuration Layer で作業中の全ユーザーに対し、読み取り専用モードがアクティブ化されたことを通知します。Configuration Server がこれら 2 つのモードのいずれかである場合、構成オブジェクトを更新したり保存しようとするすべての GAX ユーザーに適切なエラー メッセージが表示されます。Configuration Server が緊急モードの場合、オブジェクトを更新できるのはスーパー アドミニストレーターだけです。
- Configuration Layer の読み取り専用モードへの切り替えが行われた GAX ブラウザ インスタンスが Configuration Server に接続されている場合、通常のオペレーション モードへの切り戻しは、同じブラウザからしか実行できません。
- GAX が異常終了するか、ネットワークから切断された場合、次の手順を実行します。
- GAX の新しいインスタンスを実行します。
- スーパー アドミニストレーター ユーザー グループのメンバー アカウントにログオンします。
- システムを通常のオペレーション モードに戻します。
また、GAX サーバーが動作するホスト コンピュータが停止するかネットワークから切断された場合、自動再起動がオンであれば GAX が再起動まで待つか、以下の手順で手動で GAX サーバー アプリケーションを起動します。
- 別のコンピュータの任意のブラウザから、GAX の URL に接続します。
- スーパー アドミニストレーター ユーザー グループのメンバー アカウントにログオンします。
- システムを通常のオペレーション モードに戻します。