スクリプト
スクリプトは、顧客とのインタラクションに適用可能な処理のシナリオやトリートメントを特定します。たとえば、アラーム リアクション スクリプトはアラーム条件がトリガーされたときの応答方法を指定します。
スクリプトの詳細は、の『Management Layer User's Guide』、または製品の専用マニュアルを参照してください。
[スクリプト] リストには、環境にあるスクリプトが一覧表示されます。このリストは、テナント、構成単位、サイト、フォルダー別の階層でソートされて表示されます。特定の階層別にオブジェクトを表示するには、リストの上にあるドロップダウン メニューで階層のタイプを選択します。
Configuration Manager は、テナントのアクセス権の設定に従います。アクセス権および特権を付与されているオブジェクトだけにアクセスできます。
このリストの内容には、2 つの方法でフィルターを適用することができます。
- [クイック フィルター] フィールドに、オブジェクトの名前、または名前の一部を入力します。
- キューブのアイコンをクリックして、[テナント ディレクトリ] フィルター パネルを開きます。このパネルで、 テナントをクリックして選択します。このパネルの [クイック フィルター] フィールドを使用して、テナント リストにフィルターを適用します。
列見出しをクリックすると、その情報別にリストをソートできます。列見出しをもう一度クリックすると、ソート順が逆になります。[列の選択] をクリックして、列を追加したり削除することもできます。
一度に複数のオブジェクトを選択したり、選択を解除するには、[選択] をクリックします。
新しいスクリプト オブジェクトを作成するには、[新規作成] をクリックします。既存のオブジェクトの詳細を表示または編集するには、オブジェクトの名前をクリックするか、オブジェクトの隣のチェックボックスをオンにして、[編集] をクリックします。 1 つ以上のオブジェクトを削除するには、削除するオブジェクトの隣のチェックボックスをオンにして、[削除] をクリックします。または個々のオブジェクトをクリックして [削除] をクリックすると、オブジェクトを 1 つずつ削除できます。 スクリプトを削除すると、そのスクリプトは、Configuration Database および関連付けられているアラーム条件から削除されます。 上記以外の場合、[詳細] をクリックして次のタスクを実行します。
- 複製—スクリプトをコピーします。
- 移動先—スクリプトを別の階層構造に移動します。
- スクリプトを有効または無効にします。
- フォルダー、構成単位またはサイトを作成します。詳細については、「オブジェクト階層」を参照してください。
スクリプトの名前をクリックすると、そのオブジェクトの詳細情報が表示されます。オプションやアクセス権を設定したり、依存関係を表示することもできます。
スクリプト オブジェクトの作成
手順: スクリプト オブジェクトの作成
Purpose: スクリプト オブジェクトを作成するには、次を行います。Prerequisites
Configuration Manager の [スクリプト] ウィンドウを表示します。
ステップ
- [新規作成] をクリックします。
- 次の情報を入力します。一部のフィールドでは、値の名前を入力するか、[参照] をクリックしてリストから値を選択できます。
- 名前—スクリプトの名前。このプロパティには値を指定する必要があり、その値は Configuration Database (エンタープライズ環境) またはテナント (マルチテナント環境) 内で一意でなければなりません。
- スクリプト タイプ—スクリプトのタイプ。タイプを指定する必要があります｡一旦タイプを設定すると、そのタイプを変更することはできません。
- テナント—マルチテナント環境で、このオブジェクトが属しているテナント。この値は、オブジェクト リストの [テナント ディレクトリ] フィールドで指定されたテナントに自動的に設定されます。
- 有効状態—選択すると、オブジェクトが通常の動作状態にあり、何の制限もなく使用できることを示します。
- [保存] をクリックします。
手順: アラーム条件スクリプト オブジェクトの作成
Purpose: 新しいアラーム条件のスクリプト オブジェクトを作成するには、次を行います。Prerequisites
Configuration Manager の [検出/リアクション スクリプト] ウィンドウを表示します。
ステップ
- [新規作成] をクリックします。
- 次の情報を入力します。一部のフィールドでは、値の名前を入力するか、[参照] をクリックしてリストから値を選択できます。
- 名前—スクリプトの名前。このプロパティには値を指定する必要があり、その値は Configuration Database (エンタープライズ環境) またはテナント (マルチテナント環境) 内で一意でなければなりません。
- スクリプト タイプ—スクリプトのタイプ。タイプを指定する必要があります｡一旦タイプを設定すると、そのタイプを変更することはできません。
- アラーム リアクション—アラーム リアクション スクリプトの詳細については、上記の「アラーム スクリプト」タブを参照してください。
- アラーム リアクション タイプ—このスクリプトがトリガーされたときに実行するアクションを選択します。使用可能なテキスト フィールドが更新されて、選択した項目に該当する情報が表示されます。
- アラーム検出—アラーム検出スクリプトに設定できるオプションの詳細については、上記の「アラーム スクリプト」タブを参照してください。
- 検出タイプ—このスクリプトがトリガーされたときに実行するアクションを選択します。使用可能なテキスト フィールドが更新されて、選択した項目に該当する情報が表示されます。
- 有効状態—選択すると、オブジェクトが通常の動作状態にあり、何の制限もなく使用できることを示します。
- [保存] をクリックします。
スクリプト タイプの詳細については、次のいずれかを選択してください。
アラーム検出スクリプト
アラーム検出スクリプトによって、アラームをトリガーするために Management Layer が監視する必要のあるシステム変数を特定します。
Management Layer で監視できるシステム変数 (拡張アラーム検出パラメーターとも呼ばれます) には次があります。
- ホスト システム変数のしきい値—特定の期間中に発生する可能性のある、特定のホスト上での CPU またはメモリ使用状況の不規則な変化の値を指定することができます。
- アプリケーション システム変数のしきい値—特定の期間中に発生する可能性のある、アプリケーションの CPU またはメモリ使用状況の不規則な変化の値を指定することができます。
- ローカル SNMP 変数のしきい値—特定の期間中に発生する可能性のある、Genesys MIB ファイルから取得された SNMP 変数の不規則な変化の値を指定することができます。
- リモート SNMP 変数のしきい値—特定の期間中に発生する可能性のある、Genesys 以外の MIB ファイルから取得された SNMP 変数の不規則な変化の値を指定することができます。
アラーム リアクション スクリプト
アラーム リアクション スクリプトには、システムでアラームが発生した場合や解除された場合に Management Layer が実行する処理を指定します。
Management Layer では、次のタイプのアラーム リアクション スクリプトを使用できます。
- 指定したアプリケーションをシャットダウンする。
- 指定したアプリケーションを起動する。
- アラームが発生したアプリケーションを再起動する。
- 指定したソリューションを起動する。
- 指定したインターネット アドレスに、アラームに関する電子メール メッセージを送信する。電子メールをカスタマイズして、そのアラームに関する詳細を含めることができます。
- プライマリ モード、バックアップ モード、またはいずれかのモードで実行されているアプリケーションでアラームが発生した場合のバックアップ アプリケーションにオペレーションを切り替える。
- 汎用ネットワーク管理システムに、アラームに関する詳細な情報を含む SNMP トラップを送信する。
- オペレーティング システム コマンドを実行する。
- 指定したアプリケーション、またはアラームが発生したアプリケーションの構成オプションの値を変更する。
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