フィールド
フィールド オブジェクトは、コーリング リスト データベース テーブル内の 1 つのフィールドを定義します。各フィールドは特定のレコード内の 1 つのデータ (たとえば電話番号など) を表します。
コーリング リストのフィールドには次の 2 つのタイプがあります。
- Genesys 必須フィールド—これらのフィールドはすべてのコーリング リスト テーブルに存在している必要があります。
- ユーザー定義フィールド—これらのカスタム フィールドにはビジネス関連のデータが格納されます。
[フィールド] リストには、環境にあるフィールドが一覧されます。このリストは、テナント、構成単位、サイト、フォルダー別の階層でソートされて表示されます。特定の階層別にオブジェクトを表示するには、リストの上にあるドロップダウン メニューで階層のタイプを選択します。
Configuration Manager は、テナントのアクセス権の設定に従います。アクセス権および特権を付与されているオブジェクトだけにアクセスできます。
このリストの内容には、2 つの方法でフィルターを適用することができます。
- [クイック フィルター] フィールドに、オブジェクトの名前、または名前の一部を入力します。
- 虫眼鏡のボタンをクリックして、[テナント ディレクトリ] フィルター パネルを開きます。このパネルで、選択するテナントをクリックします。このパネルの [クイック フィルター] フィールドを使用して、テナント リストにフィルターを適用します。
列見出しをクリックすると、その情報別にリストをソートできます。列見出しをもう一度クリックすると、ソート順が逆になります。[列の選択] をクリックして、列を追加したり削除することもできます。
一度に複数のオブジェクトを選択したり、選択を解除するには、[選択] をクリックします。
新しいフィールド オブジェクトを作成するには、[新規作成] をクリックします。既存のオブジェクトの詳細を表示または編集するには、オブジェクトの名前をクリックするか、オブジェクトの隣のチェックボックスをオンにして、[編集] をクリックします。 1 つ以上のオブジェクトを削除するには、削除するオブジェクトの隣のチェックボックスをオンにして、[削除] ボタンをクリックします。または個々のオブジェクトをクリックして [削除] をクリックすると、オブジェクトを 1 つずつ削除できます。
上記以外の場合、[詳細] をクリックして次のタスクを実行します。
- 複製—フィールドをコピーします。
- 移動先—フィールドを別の階層構造に移動します。
- フィールドを有効または無効に設定します。
- フォルダー、構成単位またはサイトを作成します。詳細については、「オブジェクト階層」を参照してください。
フィールドの名前をクリックすると、そのオブジェクトの詳細情報が表示されます。オプションやアクセス権を設定したり、依存関係を表示することもできます。
手順: フィールド オブジェクトの作成
ステップ
- [新規作成] をクリックします。
- 次の情報を入力します。一部のフィールドでは、値の名前を入力するか、[参照] をクリックしてリストから値を選択できます。
- 名前—フィールドの名前。
- 説明—フィールドの簡単な説明。
- データ タイプ—このフィールドに格納するデータのデータ タイプ。
- 長さ— (char および varchar のデータ タイプでのみ必須) データベース内のフィールドの長さ。
- フィールド タイプ—このフィールドのアウトバウンドのビジネス固有の情報。
- デフォルト—フィールドのデフォルト値。フィールドを含むすべてのフォーマットがこのデフォルト値を使用します。値はフィールドのデータ タイプに一致している必要があります。たとえばデータ タイプが整数の場合、デフォルト値には整数値のみを指定できます。—[Null 許容] チェックボックスがオフになっている場合、Genesys Administrator Extension が ASCII ファイルからレコードをインポートする際にフィールドや値が欠けていると、Genesys Administrator Extension によってそのフィールドにこのデフォルト値が設定されます。フィールドが [Null 許容] な場合には、Genesys Administrator Extension は空の値を受け入れます。
- 主キー—このチェックボックスはフィールドがデータベース テーブル内でプライマリ キーとして使用されるかどうかを示します。Outbound Contact では chain_id と chain_n が唯一の主キーです。
- 一意—このチェックボックスはフィールド値がテーブル内で一意であるかどうかを示します。
- Null 許容—このチェックボックスはフィールドを NULL に設定できるかどうかを示します。
- テナント—マルチテナント環境で、このオブジェクトが属しているテナント。この値は、オブジェクト リストの [テナント ディレクトリ] フィールドで指定されたテナントに自動的に設定されます。
- 有効状態—選択すると、オブジェクトが通常の動作状態にあり、何の制限もなく使用できることを示します。
- [保存] をクリックします。
フィールド タイプ | 説明 |
---|---|
エージェント | このレコードに関連付けられたアウトバウンド コールを処理した最後のエージェントのログイン ID が保管されるフィールド。 |
ANI | ANI (Automatic Number Identification : 発信者番号表示) が保管されるフィールド。 |
アプリケーション | Genesys アプリケーションが保管されるフィールド。アプリケーションとは、Framework のインストール時にインストールおよび構成され、Framework 内で特定の機能を持つ実行可能プログラムのことです。例: Configuration Server、Solution Control Server (SCS)、Message Server、Local Control Agent (LCA) |
コール時間 | 実際のダイヤル試行の時間が保管されるフィールド。 |
キャンペーン | このレコードが関連付けられているキャンペーンが保管されるフィールド。 |
チェーン | チェーンでリンクされるレコードの特別な ID が保管されるフィールド。たとえば、1 つの顧客アカウントに関連付けられている各レコードは、同じチェーン ID を持ちます。 |
コンタクト情報 | 宛先の電話番号が保管されるフィールド。 |
コンタクト情報タイプ | 電話番号のタイプ (自宅や勤務先など) が保管されるフィールド。 |
国コード | 国コードが保管されるフィールド。 |
ダイヤリング結果 | ダイヤルされたコール結果が保管されるフィールド。 |
電子メール件名 | 電子メール インタラクションの件名行のテキストが保管されるフィールド。 |
電子メール テンプレート ID | 電子メール インタラクションのテンプレート ID が保管されるフィールド。 |
開始 | レコードのダイヤル発信がスケジュールされている時間が保管されるフィールド。 |
グループ | ユーザー オブジェクトをグループ化する構成オブジェクトの名前が保管されるフィールド。 |
情報ディジット | 呼び出し側の発信行タイプを示す情報インジケーター番号が保管されるフィールド。 |
LATA | ローカル アクセスおよびトランスポート エリアの番号が保管されるフィールド。 |
メディア参照 | トリートメントの場合に送信されるメディア本体に対する Configuration Server の API 参照が保管されるフィールド。 |
NPA | ナンバリング プラン エリアの番号が保管されるフィールド。 |
NPA-NXX | ナンバリング プラン エリアの番号とともに、その番号をサービスしている特定の電話会社の本部の ID が保管されるフィールド。 |
チェーン内の番号 | チェーン内の特定のレコードに割り当てられた優先順位が保管されるフィールド。番号の小さいレコードから順に処理されます。 |
試行回数 | 試行回数が保管されるフィールド(エラーの場合のリダイヤル試行回数は含まれません)。 |
レコード ID | 現在のレコードの固有の ID 番号が保管されるフィールド。 |
レコード状況 | レコードのステータスが保管されるフィールド。 |
レコード タイプ | レコードのタイプが保管されるフィールド。 |
スケジュールされた時間 | スケジュールされたユーザー コールバックまたは再スケジュールされた (トリートメントからの) コールの時間が保管されるフィールド。 |
状態コード | 州または国際コード (たとえばカリフォルニアを示す CA など米国またはカナダの郵便コード) が保管されるフィールド。 |
交換機 ID | 物理的または仮想的な交換機を表す Configuration Database オブジェクトが保管されるフィールド。 |
タイムゾーン | レコードのタイム ゾーンのオフセットが保管されるフィールド。 |
宛先 | ダイヤル試行を完了する時間が保管されるフィールド。 |
トリートメント履歴 | 顧客に適用されているトリートメントのレコードが保管されるフィールド。 |
ユーザー定義フィールド | ユーザー定義のフィールド。 |
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