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タイムゾーン

タイム ゾーンは、国際タイム ゾーンに関する情報を Genesys アプリケーションに提供する、定義済みのオブジェクトです。

タイム ゾーン オブジェクトのリストを初めて開くと、国際タイム ゾーンのリストが表示されます。

[タイム ゾーン] リストには、環境にあるタイム ゾーンが一覧表示されます。このリストは、テナント、構成単位、サイト、フォルダー別の階層でソートされて表示されます。特定の階層別にオブジェクトを表示するには、リストの上にあるドロップダウン メニューで階層のタイプを選択します。

重要
無効になっているタイム ゾーンは、リストに淡色で表示されます。

Configuration Manager は、テナントのアクセス権の設定に従います。アクセス権および特権を付与されているオブジェクトだけにアクセスできます。

このリストの内容には、2 つの方法でフィルターを適用することができます。

  • [クイック フィルター] フィールドに、オブジェクトの名前、または名前の一部を入力します。
  • キューブのアイコンをクリックして、[テナント ディレクトリ] フィルター パネルを開きます。このパネルで、 テナントをクリックして選択します。このパネルの [クイック フィルター] フィールドを使用して、テナント リストにフィルターを適用します。

列見出しをクリックすると、その情報別にリストをソートできます。列見出しをもう一度クリックすると、ソート順が逆になります。[列の選択] をクリックして、列を追加したり削除することもできます。

一度に複数のオブジェクトを選択したり、選択を解除するには、[選択] をクリックします。

新しいタイム ゾーン オブジェクトを作成するには、[新規作成] をクリックします。既存のオブジェクトの詳細を表示または編集するには、オブジェクトの名前をクリックするか、オブジェクトの隣のチェックボックスをオンにして、[編集] をクリックします。 1 つ以上のオブジェクトを削除するには、削除するオブジェクトの隣のチェックボックスをオンにして、[削除] をクリックします。または個々のオブジェクトをクリックして [削除] をクリックすると、オブジェクトを 1 つずつ削除できます。 上記以外の場合、[詳細] をクリックして次のタスクを実行します。

  • 複製—タイム ゾーンをコピーします。
  • 移動先—タイム ゾーンを別の階層構造に移動します。
  • タイム ゾーンを有効または無効にします。
  • フォルダー、構成単位またはサイトを作成します。詳細については、「オブジェクト階層」を参照してください。

タイム ゾーンの名前をクリックすると、そのオブジェクトの詳細情報が表示されます。オプションアクセス権を設定したり、依存関係を表示することもできます。

手順: タイム ゾーン オブジェクトの作成


ステップ

  1. [新規作成] をクリックします。
  2. 次の情報を入力します。一部のフィールドでは、値の名前を入力するか、[参照] をクリックしてリストから値を選択できます。
    • 名前—タイム ゾーンの名前。このプロパティには値を指定する必要があり、その値は Configuration Database (エンタープライズ環境) またはテナント (マルチテナント環境) 内で一意でなければなりません。
    • 説明—タイム ゾーンの簡単な説明。
    • Mozilla での名前—Mozilla Firefox ブラウザーで使用されるタイム ゾーンの名前。このプロパティには値を指定する必要があります。
    • Explorer での名前—Microsoft Internet Explorer ブラウザーで使用されるタイム ゾーンの名前。このプロパティには値を指定する必要があります。
    • 夏時間適用—夏時間 (DST) を使用するかどうかを示します。
    • メモ:次のフィールドが表示されるのは、[夏時間適用] チェックボックスをオンにした場合のみです。

    • 夏時間タイプ—以下のいずれかを選択して DST の開始日と終了日を指定します。
      • 現在の年または固定日 (ローカル)—特定の日時に DST が開始され、終了します。この設定は 1 年間だけ有効で、毎年再設定する必要があります。
        • 開始日—DST の開始日。
        • 終了日—DST の終了日。
        • 開始時刻—DST の開始時刻。
        • 終了時刻—DST の終了時刻。
      • 夏時間の定義 (GMT)— 特定の月/日/ 時刻に DST が開始され、終了します。これらの設定は、変更されるか DST の使用を停止するまで引き続き使用されます。
        • 開始年—DST の使用を開始した年、または将来使用を開始する年。現在 DST を 使用している場合は、[適用しない] も選択できます。
        • 終了年—DST の使用を終了する年。DST の使用を終了する予定がない場合、 [適用しない] を選択します。
        • 開始月—DST を開始する月。
        • 終了月—DST を終了する月。
        • 開始日指定タイプ[開始日] の値が [固定][変数] のどちらであるかを指定します。[固定] の場合は DST が毎年同じ日に開始します。[変数] の場合は開始日の決定に使用される変数を定義する必要があります。
        • 終了日指定タイプ[終了日] の値が [固定][変数] のどちらであるかを指定します。[固定] の場合は DST が毎年同じ日に終了します。[変数] の場合は終了日の決定に使用される変数を定義する必要があります。
        • ([開始日指定タイプ][固定] に設定した場合) 開始日—DST が開始する日。
        • ([終了日指定タイプ][固定] に設定した場合) 終了日—DST が終了する日。
        • ([開始日指定タイプ][変数] に設定した場合) 開始週—DST が開始する週の番号。
        • ([終了日指定タイプ][変数] に設定した場合) 終了週—DST が終了する週の番号。
        • ([開始日指定タイプ][変数] に設定した場合) 開始曜日—DST が開始する曜日。
        • ([終了日指定タイプ][変数] に設定した場合) 終了曜日—DST が終了する曜日。
        • 開始時刻—DST の開始時刻。
        • 終了時刻—DST の終了時刻。
    • テナント—マルチテナント環境で、このオブジェクトが属しているテナント。この値は、オブジェクト リストの [テナント ディレクトリ] フィールドで指定されたテナントに自動的に設定されます。
    • 有効状態—選択すると、オブジェクトが通常の動作状態にあり、何の制限もなく使用できることを示します。
  3. [保存] をクリックします。

Genesys Administrator Extension には以下の国際タイム ゾーンが用意されています。

省略名 タイムゾーン
ACT オーストラリア中部時間
AET オーストラリア東部時間
AGT アルゼンチン標準時間
AtlST 大西洋標準時間
ART (アラビア) エジプト標準時間
AST アラスカ標準時間
BET ブラジル東部時間
BST バングラデシュ標準時間
CAT 中央アフリカ時間
CNT カナダ ニューファンドランド時間
CST 中央標準時間
CTT 中国台湾時間
EAT 東部アフリカ時間
ECT ヨーロッパ中部時間
EET 東部ヨーロッパ時間
EST 東部標準時間
GMT グリニッジ標準時間
HST ハワイ標準時間
IET インディアナ州東部標準時間
IST インド標準時間
JST 日本標準時間
KST 韓国標準時間
MET 中東時間
MIT ミッドウェー島時間
MST 山岳部標準時間
NET 近東時間
NST ニュージーランド標準時間
PLT パキスタン ラホール時間
PNT フェニックス標準時間
PRT プエルトリコおよび米領バージョン諸島時間
PST 太平洋標準時間
SST ソロモン標準時間
VST ベトナム標準時間

category:Genesys Administrator Extension category:Genesys Administrator Extension User Guide

このページの最終更新日時は 2019年8月29日 (木) 07:11 です。
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