オーディオ リソース (Configuration Manager)
このウィンドウでは、パーソナリティとその関連オーディオ リソース (アナウンスおよび音楽ファイル) を管理することができます。
パーソナリティを作成すると、特定の話者に属しているファイルを管理しやすくなります。たとえば、男性の声で英語のダイアログを使用するジョンというパーソナリティを作成できます。あるいは、女性の声でフランス語のダイアログを使用するマリーというパーソナリティを作成することもできます。
次の 2 種類のオーディオ リソースをアップロードできます。
- アナウンス—これらのファイルには顧客に再生されるダイアログが含まれます。たとえば、顧客に営業時間を伝えるためのアナウンス ファイルを設定できます。
- 音楽—これらのファイルによって顧客に音楽が再生されます。たとえば、エージェントへの転送を待っている顧客に音楽を再生するための音楽ファイルを設定できます。
Genesys Administrator Extension (GAX) の [オーディオ リソース] ウィンドウは、パーソナリティとオーディオ リソースの統合リストです。各オーディオ リソースについて次の情報が表示されます。
- ファイルが "アナウンス" 用と "音楽" 用のどちらであるかを示すロゴ。
- オーディオ リソースの名前。
- オーディオ リソース ID (ARID)。
- このオーディオ リソースをどのパーソナリティが使用しているかを示す、パーソナリティごとの追加の列。
[クイック フィルターの表示] をクリックして、[クイック フィルター] フィールドにオブジェクトの名前、または名前の一部を入力します。リストが動的に更新され、[クイック フィルター] フィールドに入力したテキストに一致する項目が表示されます。
オーディオ リソースの管理 (ARM) はオペレーション パラメーターの管理 (OPM) と統合されており、パラメーター化されたストラテジやオーケストレーション アプリケーション、あるいはパラメーター化されたルーティングや音声アプリケーションに使用される、パーソナリティおよび音楽リソースを動的に選択することができます。
ARM へのアクセスは、次のように、ロール特権とテナントのアクセス制御権の両方によって決まります。
- 画面、または特定の ARM 機能へのユーザー アクセスは、ロール特権によって管理されます。
- アクセス制御権により、認証されたユーザーが表示または変更できるオーディオ リソースが定義されます。オーディオ リソースへのアクセスは、テナント別に付与されます。テナントのアクセス権があるユーザーは、そのテナントのすべてのオーディオ リソースのアクセス権を持っています。
以下のタブをクリックすると、詳細が表示されます。
パーソナリティの作成
新しいパーソナリティを作成するには、[新規作成] をクリックします。
[+] 手順を表示する
その他の操作
パーソナリティを作成した後、以下のアクションを実行できます。
- パーソナリティの編集—パーソナリティの隣の [編集] をクリックしてパーソナリティのプロパティを編集します。
- パーソナリティの削除—[編集] をクリックしてパーソナリティのプロパティを表示します。パーソナリティを削除するには、[パーソナリティの編集] ウィンドウで [削除] をクリックします。
- オーディオ リソースの操作—オーディオ リソースをパーソナリティに割り当てると、ファイルを操作するいくつかのオプションが使用できるようになります。
- ファイルの再生—再生ボタンをクリックしてファイルを再生します。
- 削除—ファイルを削除します。関連付けられているパーソナリティは削除されませんが、元のオーディオ ファイルは削除されます。ファイルを削除できるのは、その割り当て先のオーディオ リソースがデプロイメントされていない場合のみです。この操作を実行するユーザーがサービス プロバイダーである場合、テナントによって作成されていないファイルのみを削除できます。
- 再プロセス—アップロード済みの元のオーディオ ファイルからオーディオ リソース ファイルが再作成されます (元のオーディオ ファイルがデータベースまたはターゲット ストレージ、あるいはその両方から削除されていない場合)。オーディオ フォーマット間で必要な変換も実行されます。
- ダウンロード—コンピューターにファイルをダウンロードします。
- エンコード—GAX がファイルをどの方法でエンコードしたかについての情報を表示します。オーディオ ファイルをアップロードすると、GAX によって自動的に µ-law、A-law および GSM フォーマットにエンコードされます。アップロード時にサポートされるのは .wav ファイルのみです。
オーディオ リソースの作成
オーディオ リソースを作成するには、[新規作成] をクリックします。
[+] 手順を表示する
オーディオ リソースのアップロード
[+] 手順を表示する
オーディオ リソースの削除
[+] 手順を表示する
その他の操作
ファイルをアップロードしたら、ファイルを選択するかハイライトして以下のアクションを実行できます。
- ファイルの再生—再生ボタンをクリックしてファイルを再生します。
- 削除—ファイルを削除します。関連付けられているパーソナリティは削除されませんが、元のオーディオ ファイルは削除されます。ファイルを削除できるのは、その割り当て先のオーディオ リソースがデプロイメントされていない場合のみです。この操作を実行するユーザーがサービス プロバイダーである場合、テナントによって作成されていないファイルのみを削除できます。
- 再プロセス—アップロード済みの元のオーディオ ファイルからオーディオ リソース ファイルが再作成されます (元のオーディオ ファイルがデータベースまたはターゲット ストレージ、あるいはその両方から削除されていない場合)。オーディオ フォーマット間で必要な変換も実行されます。
- ダウンロード—コンピューターにファイルをダウンロードします。
- エンコード—GAX がファイルをどの方法でエンコードしたかについての情報を表示します。オーディオ ファイルをアップロードすると、GAX によって自動的に µ-law、A-law および GSM フォーマットにエンコードされます。アップロード時にサポートされるのは .wav ファイルのみです。
環境テナント (サービス プロバイダー) はオーディオ リソースを他のテナントと共有できます。デプロイメント済みオーディオ リソースは、次のプロパティを持っています。
- 新しいオーディオ リソースは、各テナントに作成されます。
- テナントに一致するパーソナリティがない場合、新しいパーソナリティが自動的に作成されます。
- パーソナリティ ID とオーディオ リソース ID は、デプロイメントされるファイルの ID と一致します。
- ファイル名は、新しいオーディオ リソースを通じて共有されます。新しいファイルは、ファイル サーバーには作成されません。オーディオ リソースには、エンコードされたファイルの名前を他のテナントから見えるようにするメカニズムがあるため、オペレーション パラメーターの管理でも使用できます。
- 環境テナントのみが、オーディオ リソースを他のテナントにデプロイメントすることができます。テナントが、オーディオ リソースを他のテナントに再デプロイメントすることはできません。
- 環境テナントが、デプロイメント済みオーディオ リソースのファイルに行った変更は、自動的に継承されます。これには、デプロイメント済みオーディオ リソースのオーディオ リソース ファイルの追加、更新、および削除が含まれます。
オーディオ リソースのデプロイメント
[+] 手順を表示するcategory:Genesys Administrator Extension category:Genesys Administrator Extension Help