テーブル アクセス
テーブル アクセス オブジェクトは、指定されたフォーマットのデータベース テーブルを表し、Database Access Point (DAP) を介してそれらのテーブルにアクセスする方法を示します。
コーリング リストのいずれかに関連付けられているテーブル アクセス オブジェクトを削除することはできません。
[テーブル アクセス] リストには、環境にあるテーブル アクセス オブジェクトが一覧表示されます。 このリストは、テナント、構成単位、サイト、フォルダー別の階層でソートされて表示されます。 特定の階層別にオブジェクトを表示するには、リストの上にあるドロップダウン メニューで階層のタイプを選択します。
Configuration Manager は、テナントのアクセス権の設定に従います。 アクセス権および特権を付与されているオブジェクトだけにアクセスできます。
このリストの内容には、2 つの方法でフィルターを適用することができます。
- [クイック フィルター] フィールドに、オブジェクトの名前、または名前の一部を入力します。
- 虫眼鏡のボタンをクリックして、[テナント ディレクトリ] フィルター パネルを開きます。 このパネルで、 テナントをクリックして選択します。 このパネルの [クイック フィルター] フィールドを使用して、テナント リストにフィルターを適用します。
列見出しをクリックすると、その情報別にリストをソートできます。 列見出しをもう一度クリックすると、ソート順が逆になります。
一度に複数のオブジェクトを選択したり、選択を解除するには、[選択] をクリックします。
新しいテーブル アクセス オブジェクトを作成するには、[新規作成] をクリックします。 既存のオブジェクトの詳細を表示または編集するには、オブジェクトの名前をクリックするか、オブジェクトの隣のチェックボックスをオンにして、[編集] をクリックします。 1 つ以上のオブジェクトを削除するには、削除するオブジェクトの隣のチェックボックスをオンにして、[削除] をクリックします。 または個々のオブジェクトをクリックして [削除] をクリックすると、オブジェクトを 1 つずつ削除できます。 上記以外の場合、[詳細] をクリックして次のタスクを実行します。
- 複製—テーブル アクセス オブジェクトをコピーします。
- 移動先—テーブル アクセス オブジェクトを別の階層構造に移動します。
- テーブル アクセス オブジェクトを有効または無効にします。
- フォルダー、構成単位またはサイトを作成します。 詳細については、「オブジェクト階層」を参照してください。
テーブル アクセス オブジェクトのプロファイルの名前をクリックすると、そのオブジェクトの詳細情報が表示されます。 オプションやアクセス権を設定したり、依存関係を表示することもできます。
手順: テーブル アクセス オブジェクトの作成
ステップ
- [新規作成] をクリックします。
- 次の情報を入力します。 一部のフィールドでは、値の名前を入力するか、[参照] をクリックしてリストから値を選択できます。
- 名前—このテーブル アクセス オブジェクトの名前。 最大 254 文字を使用できます。 このプロパティには値を指定する必要があり、その値は Configuration Database (エンタープライズ環境) またはテナント (マルチテナント環境) 内で一意でなければなりません。
- 説明—テーブル アクセス オブジェクトの簡単な説明。
- テーブル タイプ—データベース内のテーブル アクセス オブジェクトのタイプ。 このプロパティには値を指定する必要があります。 一旦値を設定すると、その値を変更することはできません。
- DB Access Point—このテーブルにアクセスする際に利用される Database Access Point。 このプロパティには値を指定する必要があります。 Database Access Point は、このテーブル アクセス オブジェクトが属しているテナントにサービスを提供する必要があります。
- フォーマット—このテーブルのフォーマット。 ログ テーブルを除くすべてのテーブル タイプで、このプロパティに値を指定する必要があります。 一旦値を設定すると、その値を変更することはできません。
- データベース テーブル—データベースで指定されたこのテーブルの名前。 このプロパティには値を指定する必要があります。 名前の長さは DBMS のタイプによって異なります。 Genesys では、以下のベンダー定義の制限を超えないことを推奨します。
- 18 文字—DB2 および Informix データベース
- 128 文字—Microsoft SQL データベース
- 30 文字—Oracle および Sybase データベース
- 更新間隔 (秒)—アプリケーション メモリ内の表データを更新するまでアプリケーションが待機する秒数。 この値が必要なのは、[キャッシュ可能] チェック ボックスがオンになっている場合のみです。
- キャッシュ可能—テーブル アクセス データのミラー データをアプリケーション メモリ内に書き込むかどうかを示します。
- テナント—マルチテナント環境で、このオブジェクトが属しているテナント。 この値は、オブジェクト リストの [テナント ディレクトリ] フィールドで指定されたテナントに自動的に設定されます。
- 有効状態—選択すると、オブジェクトが通常の動作状態にあり、何の制限もなく使用できることを示します。
- [保存] をクリックします。
| テーブル アクセスのタイプ | 説明 |
|---|---|
| ANI | ANI (Automatic Number Identification : 発信者番号表示) のテーブル。 |
| コーリング リスト | コーリング リスト テーブル。 |
| 国コード | 国コード テーブル。 |
| 顧客定義テーブル | ユーザー定義テーブル。 |
| 電話勧誘拒否者リスト | アウトバウンドにおける、呼び出されないことをリクエストしている顧客のリストは、電話勧誘拒否者 (DNC: Do-Not-Call) リストとして知られています。 電話勧誘拒否者リスト ファイル内の DNC データには、顧客の電話番号や顧客 ID が含まれます。 |
| 電子メール コンタクト リスト | アウトバウンドにおける、コンタクトされる顧客のリスト。 |
| 情報ディジット | 情報インジケーターのディジット テーブル。 |
| LATA | ローカル アクセスおよびトランスポート エリア テーブル。 |
| ログ テーブル | ログ テーブル。 |
| NPA | ナンバリング プラン エリア テーブル。 |
| NPA-NXX | 電話番号のサービスを提供する特定の電話会社の本部の ID を含む、ナンバリング プラン エリアのテーブル。 |
| 州コード | 州または国際コード (たとえば米国またはカナダの郵便コード - 例: カリフォルニアを示す CA)。 |