システム ダッシュボード
システム ダッシュボードを使ってコンタクト センターを監視できます。 システム ダッシュボードには、環境の現在のオペレーションに関する、次のような高レベルなサマリーが表示されます。
アクティブなアラーム—アクティブなアラームのサマリー。
ホスト—環境内のホストとその状況のサマリー。
アプリケーション—環境内のアプリケーションとその状況のサマリー。
ソリューション—環境内のソリューションとその状況のサマリー。
重要
Internet Explorer 8 以前を使用している場合、ダッシュボードはサポートされません。
システム ダッシュボードが機能するには、GAX が Solution Control Server (SCS) に接続できる必要があります。 詳細については、『Genesys Administrator Extension Deployment Guide』の「Add SCS Connection 」セクションを参照してください。
以下のタブをクリックすると、詳細が表示されます。
アラーム ウィジェットには、システムでアクティブな重大、メジャー、マイナーのアラームが優先順位でソートされて一覧表示されます。 ウィジェットは新しいアラームがアクティブになると自動的に更新されます。
重要
アクティブなアラームが表示されるのは、そのアラームを生成したアプリケーションへのアクセス権がある場合のみです。
ウィジェットのヘッダーにあるコンテキスト メニュー (縦に並んだ 3 つの点) をクリックすると、このウィジェットに固有のオプションにアクセスできます。 以下のオプションがあります。
タブに展開 —このウィジェットを最大化されたタブに展開表示して、追加の詳細とオプションを表示します。
編集 —このウィジェットの名前を編集します。
重要
Genesys Administrator Extension でシステムを監視するには、Management Layer コンポーネントがそのシステム内にデプロイメントされていて、Solution Control Server への接続が Genesys Administrator Extension で構成されていなければなりません。 詳しい手順については、『
Management Framework Deployment Guide 』を参照してください。
リスト内の各アラームには次のいずれかの状況が表示されます。
ウィジェットをタブとして表示するには、[タブに展開 ] をクリックします。 [アラーム] タブで、次のアクションを実行できます。
[+] セクションを表示する
手順: アラームの解除
Prerequisites
[アラーム] タブを使用していること。 アラーム ウィジェットを使用している場合はコンテキスト メニュー (3 つの点) をクリックして [タブに展開 ] を選択します。
ステップ
[アラーム] タブで、解除するアラームの隣のチェック ボックスをオンにします。
[詳細 ] をクリックして [解除 ] を選択します。
アラームの表示に関するトラブルシューティング
アラームを起動するように構成されているトリガー イベントが起きてもアラームが生成されない場合には、次のことを確認します。
対応するアラーム条件が正しく構成されていること。
対応するログ イベントが生成されていること。 これを確認するには、ローカル テキスト ファイルでそのログ イベントがあるかどうかをチェックします。
イベントを生成するアプリケーションが、ネットワーク Message Server にログを送信するよう構成されていること。
イベントが、インタラクションまたはトレースのログ出力レベルで報告されている場合、該当するアプリケーションのネットワーク ログ出力が "インタラクション" または "トレース" に設定されていること。
Message Server が、該当するアプリケーションで生成されたログ イベントを受信していること。 これは Message Server ログでチェックします。
Solution Control Server が Message Server に接続されていること。
Solution Control Server が、Message Server からアラーム メッセージを受信していること。 これは Solution Control Server ログでチェックします。
Genesys Administrator Extension が Solution Control Server に正しく接続されていること。
アプリケーション ウィジェットには、システム内のアプリケーションのリストが表示されます。 状況が "不明 " のアプリケーションはリストの先頭に表示されます。 このウィジェットはアプリケーションの状況が変わると自動的に更新されます。
ウィジェットのヘッダーにあるコンテキスト メニュー (縦に並んだ 3 つの点) をクリックすると、このウィジェットに固有のオプションにアクセスできます。 以下のオプションがあります。
タブに展開 —このウィジェットを最大化されたタブに展開表示して、追加の詳細とオプションを表示します。
編集 —このウィジェットの名前を編集します。
リスト内の各アプリケーションには次のいずれかの状況が表示されます。
[+] セクションを表示する
状況名
説明
初期化中
アプリケーションが初期化のステップを実行していることを示します。これらのステップには次が含まれます。
アプリケーションの起動
Configuration Database からの構成データの読み取り
そのデータの整合性および完全性のチェック
特定の構成データに基づいたすべてのリソースとの接続の確立
この段階では、アプリケーションがそのホスト上で実行されている LCA (Local Control Agent) に接続されていますが、サービス (たとえば、クライアント接続の受け入れなど) を提供する準備ができていません。
実行中
アプリケーションの初期化が完了した時点で割り当てられます。アプリケーションは次の処理を完了しています。
構成の読み取りとチェック
必要なすべてのリソースとの接続の確立
サービスを提供する準備
そのホスト上で実行している LCA への接続
この状況は、必ずしもアプリケーションが機能していることを示すものではありません。 一部のアプリケーションでは、動作を開始する前に、ユーザー インターフェイスを通じてソリューション固有の追加の制御オペレーションを行う必要がある場合があります。 詳細については、ソリューション別のマニュアルを参照してください。
サービス使用不可
アプリケーションが実行中であるにも関らず、何らかの内部的理由からサービスを提供できないことを示します。
開始処理中
アプリケーションのアクティブ化中。 Solution Control Server (SCS) が起動コマンドを実行しましたが、アプリケーションがそのホスト上の LCA にまだ接続していません。 この状況は、アプリケーションを起動するコマンドから、アプリケーションが接続したことを伝える LCA からの報告までの間にのみ適用されます。
停止中
アプリケーションがシステムにインストールされ、構成されていますが、実行中でないことを示します。 この状況にあるアプリケーションはアクティブ化されていないか、予期せず終了されています。
停止処理中
アプリケーションをシャットダウン中です。 アプリケーションが SCS からの停止コマンドを受け入れましたが、そのホスト上の LCA からまだ接続を解除していません。 この状況は、アプリケーションの停止コマンドから、それが実際に停止されるまでの間にのみ適用されます。 通常、"処理中" の状況には、開いている接続をすべて閉じる、終了、LCA による終了の検出など、アプリケーション固有の何らかの後処理機能が含まれます。
中断中
アプリケーションが正常なシャットダウンのリクエストを受け取り、新しいクライアント接続およびリクエストの受け入れを停止し、現在の接続とリクエストをすべて処理し終わったことを示します。
中断処理中
アプリケーションが正常なシャットダウンのリクエストを受け取り、新しいクライアント接続およびリクエストの受け入れを停止したことを示します。 現在の接続とリクエストの処理は続行しています。
不明
Management Layer が、現在のアプリケーションの状況に関して信頼できる情報を提供できないことを示します。 これは、SCS が、実行するアプリケーションが構成されているホスト上にある LCA に接続されていないことを意味します。 この状況は、必ずしもアプリケーションが機能していないことを示すものではありません。
重要
すべての GUI デスクトップ アプリケーションでは状況が "不明" として表示されます。
ウィジェットをタブとして表示するには、[タブに展開 ] をクリックします。 [アプリケーション] タブで、次のアクションを実行できます。
開始
[+] セクションを表示する
警告
Genesys Administrator Extension でアプリケーションを起動しても、そのアプリケーションが直ちに機能を実行し始めるとは限りません。 各アプリケーションは、ソリューションと呼ばれるより高レベルな構造のコンポーネントであり、通常はそれぞれの所属するソリューションの一部としてのみ機能を果たします。 Genesys では、個々のアプリケーションのアクティブ化は、保守やオンライン アップグレードの際にのみ行うことをお勧めします。 通常の実稼動モードでは、必ず完全なソリューションを開始してください。
Database Access Point タイプのアプリケーションを起動したり停止することはできません。
手順: アプリケーションの起動
Prerequisites
[アプリケーション] タブを使用していること。 アプリケーション ウィジェットを使用している場合は、コンテキスト メニュー (3 つの点) をクリックして [タブに展開 ] を選択します。
ステップ
[アプリケーション] タブで、起動するアプリケーションの隣のチェック ボックスをオンにします。
[詳細 ] をクリックして [開始 ] を選択します。
Genesys Administrator Extension が Solution Control Server に通知を送り、このサーバーが Local Control Agent を使ってアプリケーションをリモートでアクティブ化します。
アプリケーションの起動にかかる時間は以下の条件によって異なります。
アプリケーションが Configuration Database から読み取る必要のある構成データの量
データの整合性および完全性のチェックにかかる時間
アプリケーションが他のシステム リソースに対して確立する必要があるネットワーク接続の数
アプリケーションの初期化中に、その状況が "停止中" から "保留中" に変わります。 アプリケーションがいったん起動すると、状況は "保留中" から "実行中" に変わります。
一部のシナリオでは、アプリケーションがその機能を実行するために内部や外部のコンポーネントに依存する場合があります。 そのような場合にはアプリケーションの状況が次の順序で推移します。
"停止中"、"保留中"、"初期化中"、および該当する場合は "サービス使用不可"。
"初期化中" または "サービス使用不可" から "実行中" に変わるのは、内部および外部コンポーネントの準備が完了した後です。
Genesys Administrator は、指定のタイムアウト期間内にアプリケーションから "実行中" または "サービス使用不可" の状況が報告された場合のみ、アプリケーションが正常に起動されたことを報告します。
重要
アプリケーションを起動するには、その現在の状況が "停止中" になっている必要があります。
アプリケーションを起動するには、そのアプリケーション構成オブジェクトに対する "実行" アクセス権を持っていなければなりません。
アプリケーションをサービスとしてインストールした場合、そのアプリケーションはサービスとして起動されます。
停止
[+] セクションを表示する
警告
アプリケーションを停止すると、そのアプリケーションが属している実行中のソリューションのすべてまたは一部が停止されます。
この操作は Genesys Administrator の [正常に停止 ] コマンドと似ています。 アプリケーションを停止すると、アプリケーションは新しいリクエストの受け入れを停止して、キューにあるリクエストの処理を完了します。
アプリケーションを停止できるのは、次の場合だけです。
現在の状況が "実行中"、"サービス使用不可"、または "保留中"になっている。 状況が "中断処理中" または "中断中" になっているアプリケーションを正常に停止することはできません。
アプリケーション オブジェクトに対する実行アクセス権を持っている。
手順: アプリケーションの停止
Prerequisites
[アプリケーション] タブを使用していること。 アプリケーション ウィジェットを使用している場合は、コンテキスト メニュー (3 つの点) をクリックして [タブに展開 ] を選択します。
ステップ
[アプリケーション] タブで、停止するアプリケーションの隣のチェック ボックスをオンにします。
[詳細 ] をクリックして [停止 ] を選択します。
Genesys Administrator Extension が Solution Control Server に通知を送り、このサーバーが Local Control Agent を使ってアプリケーションをリモートで終了します。
正常なシャットダウンのサポート
アプリケーションで正常なシャットダウンがサポートされているかどうかがわからない場合、構成オプションの suspending-wait-timeout を使用してタイムアウトを構成できます。 この構成を使用すると、アプリケーションで正常なシャットダウンがサポートされている場合は正常なシャットダウンが行われ、そうでない場合には強制的に停止されます。 この構成オプションの詳細については、『Framework Configuration Options Reference Manual 』を参照してください。
強制停止
[+] セクションを表示する
警告
アプリケーションを停止すると、そのアプリケーションが属している実行中のソリューションのすべてまたは一部が停止されます。
アプリケーションを突然停止 (強制的に停止) すると、アプリケーションは新しいリクエストと現在のリクエストを含む、すべてのリクエストの処理を停止します。 アプリケーションを停止できるのは、次の場合だけです。
現在の状況が "実行中"、"サービス使用不可"、"保留中"、"中断処理中"、または "中断中" になっている。
アプリケーションに対する実行アクセス権を持っている。
手順: アプリケーションの強制停止
Prerequisites
[アプリケーション] タブを使用していること。 アプリケーション ウィジェットを使用している場合は、コンテキスト メニュー (3 つの点) をクリックして [タブに展開 ] を選択します。
ステップ
[アプリケーション] タブで、停止するアプリケーションの隣のチェック ボックスをオンにします。
[詳細 ] をクリックして [強制停止 ] を選択します。
Genesys Administrator Extension が Solution Control Server に通知を送り、このサーバーが Local Control Agent を使ってアプリケーションをリモートで終了します。
モードの切り替え
[+] セクションを表示する
この操作は、バックアップ オブジェクトからプライマリ オブジェクトに手動で切り替えます。
手動による切り替えには、以下の条件が必要です。
切り替えを行うための適切な Management Layer のライセンスを持っていること。 ライセンスがない場合、このオプションは無効になります。
アプリケーションに対する実行アクセス権を持っていること。
重要
次のタイプのアプリケーションでは手動の切り替えは行えません。
Configuration Server
データベース サーバー
Database Access Point
Solution Control Server
手順: アプリケーションでのモード切り替えの使用
Prerequisites
[アプリケーション] タブを使用していること。 アプリケーション ウィジェットを使用している場合は、コンテキスト メニュー (3 つの点) をクリックして [タブに展開 ] を選択します。
ステップ
[アプリケーション] タブで、手動でバックアップからプライマリに切り替えるアプリケーションの隣のチェック ボックスをオンにします。
[詳細 ] をクリックして [モードの切り替え ] を選択します。
ヒント
[アプリケーション] タブで状況名をクリックすることにより、アプリケーションを起動したり停止することもできます。 たとえば、アプリケーションの状況が [
実行中 ] の場合にその状況名をクリックすると、アプリケーションは停止しようとします。 同様に、アプリケーションの状況が [
停止中 ] の場合にその状況名をクリックすると、アプリケーションは起動しようとします。
ホスト ウィジェットには、環境にあるホストが一覧表示されます。 このリストはホストの状況が変わると自動的に更新されます。
ウィジェットのヘッダーにあるコンテキスト メニュー (縦に並んだ 3 つの点) をクリックすると、このウィジェットに固有のオプションにアクセスできます。 以下のオプションがあります。
タブに展開 —このウィジェットを最大化されたタブに展開表示して、追加の詳細とオプションを表示します。
編集 —このウィジェットの名前を編集します。
リスト内の各ホストには次のいずれかの状況が表示されます。
[+] セクションを表示する
状況名
説明
稼動中
Solution Control Server (SCS) が特定のホスト上で実行している Local Control Agent (LCA) に正常に接続し、したがってこのホスト上にあるすべてのアプリケーションの制御とモニタリングを行える状態にあることを示します。
ダウン
SCS が特定のホストで実行されている LCA に接続できないか、以前確立されていた接続が失われたことを示します。 この状況は以下のいずれかを示します。
LCA が特定のホスト上で実行されていない、終了されている、または応答を停止した
LCA が Configuration Database で正しく構成されていない
問題を特定できない場合は、Framework Solution Control Interface のヘルプ にある「Management Layer Troubleshooter」を参照してください。
使用不可
SCS が特定のホストで実行されている LCA に接続できないか、ホストが起動していないか失敗したために以前確立されていた接続が失われたことを示します。
到達不可
SCS が特定のホストで実行されている LCA に接続できないか、SCS とホストの間にネットワーク接続の問題があるため以前確立されていた接続が失われたことを示します。 これは、ホストへのルートがないことを示します。
不明
以下の 2 つの状況のいずれかを示します。
分散化 SCS 構成において、Genesys Administrator が接続している SCS が、特定のホストに割り当てられている別の SCS に接続できないか、以前確立されていた接続が失われた
Genesys Administrator Extension が、特定のホスト上の SCS に接続できないか、以前確立されていた接続が失われた。 (この場合、不明の状況を持つすべてのホストが Genesys Administrator Extension に表示されます。)
ウィジェットをタブとして表示するには、[タブに展開 ] をクリックします。 [ホスト] タブで、次のアクションを実行できます。
ホストの統計の表示
[+] セクションを表示する
ホストの隣にあるグラフのアイコンをクリックして、ホストに関する統計を表示します。 [ホスト情報 ] ウィンドウで、次のタブの情報を確認できます。
ホスト
[ホスト] タブには、CPU およびメモリの使用率に関する情報が表形式で表示されます。 各 CPU のリアルタイム情報が次のように分類されています。
ユーザー時間 (%)
カーネル時間 (%)
非アイドル状態 (%)
このタブには、リアルタイムのメモリ情報もキロバイト単位で表示されます。
プロセス
[プロセス] タブには、ホスト上で実行されているすべてのプロセスが表示されます。 [プロセス] タブでは各プロセスにつき次の情報が表示されます。
名前
PID (プロセス ID)
CPU 使用率 (%)
メモリ使用量 (MB)
優先順位
サービス
重要
このタブは、Windows ベースのホストのみに表示されます。
[サービス] タブには、選択されたホスト上で Windows サービスとして実行するようにインストールされているプログラムが表示されます。 このタブには Genesys 対応の Windows オペレーティング システムを実行するホスト コンピューターに関する情報のみが表示されます。
[サービス] タブでは各サービスにつき次の情報が表示されます。
名前 —Windows サービスとしてインストールされているプログラムの実際の名前。
表示名 —[サービス] ウィンドウに表示される、プログラムのサービス名。
状態 —サービスの現在の状態。
Win32 終了コード —サービスの開始またはシャットダウンの最中にエラーが発生した場合に報告されるエラー コード。
Svc 終了コード —サービスの開始またはシャットダウンの最中にエラーが発生した場合に報告されるサービス固有のエラー コード。
チェックポイント —時間がかかるオペレーションの処理中にサービスにより使用される、オペレーションの進行状況を示すインジケーター。
WaitHint —現在のオペレーション ステップの完了までにかかる時間 (ミリ秒単位)。
詳細については、お使いの Microsoft Windows オペレーティング システムのマニュアルを参照してください。
グラフ
[グラフ] タブには、ホスト上のメモリおよびプロセッサの使用状況を示すグループが表示されます。
ソリューション ウィジェットには、環境にあるソリューションが一覧表示されます。 このリストはソリューションの状況が変わると自動的に更新されます。
ウィジェットのヘッダーにあるコンテキスト メニュー (縦に並んだ 3 つの点) をクリックすると、このウィジェットに固有のオプションにアクセスできます。 以下のオプションがあります。
タブに展開 —このウィジェットを最大化されたタブに展開表示して、追加の詳細とオプションを表示します。
編集 —このウィジェットの名前を編集します。
リスト内の各ソリューションには次のいずれかの状況が表示されます。
[+] セクションを表示する
状況名
説明
開始処理中
ソリューションを開始するリクエストが SCS から送信されましたが、ソリューション内にまだ開始されていないアプリケーションがあることを示します。
実行中
ソリューションでその主な機能を実行する準備ができていること、つまりソリューションのすべての必須コンポーネントにより "実行中" の状況が報告されたことを示します。
この状況は、必ずしもソリューションが実際にその機能を実行していることを示すものではありません。 一部のソリューションでは、機能を実行する前に、ユーザー インターフェイスを使用してそのソリューションに固有の追加の制御オペレーションを行う必要がある場合があります。 詳細については、ソリューション別のマニュアルを参照してください。
停止処理中
ソリューションを停止するリクエストが SCS から送信されましたが、ソリューション内にまだ停止されていないアプリケーションがあることを示します。
停止中
ソリューションの必須コンポーネントのうち 1 つ以上の状況が "実行中" になっていないため、ソリューションがその機能を実行できないことを示します。 "停止中" の状況は、ソリューションがアクティブ化されていないか、必須コンポーネントの 1 つが利用できないためにソリューションが失敗した場合に表示されることがあります。
不明
Management Layer が、ソリューションの状況に関して信頼できる情報を提供できないことを示します。 この状況は、必ずしもソリューションがその機能を実行できないことを示すものではありません。
ウィジェットをタブとして表示するには、[タブに展開 ] をクリックします。 [ソリューション] タブで、次のアクションを実行できます。
開始
[+] セクションを表示する
重要
タイプが "デフォルト ソリューション タイプ" または "フレームワーク" のソリューションを Genesys Administrator Extension から開始できるのは、そのソリューションがソリューション ウィザードを使って作成されている場合のみです。
手順: ソリューションの開始
Prerequisites
[ソリューション] タブを使用していること。 ソリューション ウィジェットを使用している場合は、コンテキスト メニュー (3 つの点) をクリックして [タブに展開 ] を選択します。
ステップ
[ソリューション] タブで、開始するソリューションの隣のチェック ボックスをオンにします。
[詳細 ] をクリックして [開始 ] を選択します。
Genesys Administrator Extension が、各ソリューションに対する開始コマンドを Solution Control Server (SCS) に送信します。 SCS が、Configuration Server から読み取った順にそれらのソリューションを開始し、ソリューションを個々に開始するときと同じように各開始コマンドを処理します。
重要
ソリューションの開始処理が完了するまでに時間がかかることがあります。 この所要時間は、ソリューション コンポーネントの数と場所、および各コンポーネントの初期化にかかる時間に応じて異なります。
SCS が、Management Layer で制御するよう構成されている、ソリューションのすべての必須コンポーネントの状況を確認します。
これらすべてのコンポーネントで、構成済みのタイムアウト時間内に状況が "実行中" と報告されると、Genesys Administrator Extension によって、ソリューションが正常に開始されたことが報告されます。 ソリューションが開始されると、その状況が "停止中" から "実行中" に変わります。
重要
ソリューションを開始できるのは、Configuration Layer でソリューション構成オブジェクトに対する実行アクセス権を持っている場合のみです。
複数のソリューションが同じアプリケーションを共有している可能性もあるので、ソリューションを開始する前でも一部のソリューション コンポーネントの状況が "実行中" になっていることがあります。
冗長構成では、プライマリとバックアップの両方のソリューション コンポーネントが同時に開始され、それらの構成に応じてランタイム冗長モードが割り当てられます。
停止
[+] セクションを表示する
重要
タイプが "デフォルト ソリューション タイプ" または "フレームワーク" のソリューションを Genesys Administrator Extension から停止できるのは、そのソリューションがソリューション ウィザードを使って作成されている場合のみです。
この操作は Genesys Administrator の [正常に停止 ] コマンドと似ています。 ソリューションを正常に停止する場合、そのソリューションを構成しているすべてのアプリケーションがリクエストの受け入れを停止して、各アプリケーションのキューで現在待機しているリクエストの処理を完了します。
ソリューションを正常に停止できるのは、ソリューション オブジェクトに対する実行アクセス権を持っている場合のみです。
手順: ソリューションの停止
Prerequisites
[ソリューション] タブを使用していること。 ソリューション ウィジェットを使用している場合は、コンテキスト メニュー (3 つの点) をクリックして [タブに展開 ] を選択します。
ステップ
ソリューション ウィジェットで、停止するソリューションの隣のチェック ボックスをオンにします。
[詳細 ] をクリックして [停止 ] を選択します。
Genesys Administrator は、各ソリューションに対する停止コマンドを Solution Control Server (SCS) に送信します。 SCS は Local Control Agent (LCA) を使用して、コンポーネントの起動順序と反対の順序でソリューション コンポーネントを非アクティブ化します。 (コンポーネントの起動順序は、ソリューション構成オブジェクト内に定義されています。)
重要
複数のソリューションが同じアプリケーションを共有している可能性もあるので、ソリューションを停止した後でも一部のソリューション コンポーネントの状況が "実行中" のままになることがあります。これは正常に停止した場合でも強制的に停止した場合でも同じです。
冗長な構成ではプライマリとバックアップの両方のソリューション コンポーネントが同時に停止します。
強制停止
[+] セクションを表示する
重要
タイプが "デフォルト ソリューション タイプ" または "フレームワーク" のソリューションを Genesys Administrator Extension から停止できるのは、そのソリューションがソリューション ウィザードを使って作成されている場合のみです。
ソリューションを強制的に停止すると、ソリューションは突然停止され、そのすべてのコンポーネント アプリケーションが、新しいリクエストと現在のリクエストを含む、すべての処理を直ちに停止します。
ソリューションをこの方法で停止できるのは、ソリューション オブジェクトに対する実行アクセス権を持っている場合のみです。
手順: ソリューションの強制停止
Prerequisites
[ソリューション] タブを使用していること。 ソリューション ウィジェットを使用している場合は、コンテキスト メニュー (3 つの点) をクリックして [タブに展開 ] を選択します。
ステップ
ソリューション ウィジェットで、停止するソリューションの隣のチェック ボックスをオンにします。
[詳細 ] をクリックして [強制停止 ] を選択します。
Genesys Administrator Extension が各ソリューションへの停止コマンドを SCS に送信し、SCS が Local Control Agent (LCA) を使用して、コンポーネントの起動順序と反対の順序でソリューション コンポーネントを非アクティブ化します。 (コンポーネントの起動順序は、ソリューション構成オブジェクト内に定義されています。)
重要
複数のソリューションが同じアプリケーションを共有している可能性もあるので、ソリューションを停止した後でも一部のソリューション コンポーネントの状況が "実行中" のままになることがあります。これは正常に停止した場合でも強制的に停止した場合でも同じです。
冗長な構成ではプライマリとバックアップの両方のソリューション コンポーネントが同時に停止します。
ヒント
[ソリューション] タブで状況名をクリックすることにより、ソリューションを開始したり停止することもできます。 たとえば、ソリューションの状況が "
実行中 " の場合にその状況名をクリックすると、ソリューションは停止しようと試みます。 同様に、ソリューションの状況が "
停止中 " の場合にその状況名をクリックすると、ソリューションは開始しようと試みます。