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エージェント データの一括インポート/エクスポート

多数のエージェントの作成、変更または削除を行うには、新しいエージェント情報や変更後のエージェント情報を含むコンマ区切り値 (CSV) ファイルをアップロードします。該当するエージェントの列に値を入力するか、値を変更します。GAX にアップロードすると、[操作] 列で指定した操作に基づいて、ファイルにリストされているエージェントの作成、変更または削除が行われます。

エージェント データのインポート/エクスポートで使用する CSV ファイルは、Configuration Manager でユーザーのインポート/エクスポートに使用するファイルと同じです。CSV ファイルの詳細については、「インポートとエクスポート用の CSV ファイル」を参照してください。

重要
テナント ユーザーは、ユーザーが属するテナントに対してのみエージェントを更新できます。

GAX では、この目的で使用するスプレッドシートのテンプレートを作成できます。列のヘッダーのみを含む空のテンプレートを作成することも、既存のエージェント レコードからデータをエクスポートすることもできます。エクスポートしたスプレッドシートに変更を加え、再度 GAX にインポートすることで、エージェント レコードの作成、更新または削除を行えます。

ヒント
オペレーション特有のシナリオに沿ったテンプレートを作りたい場合もあります。

空のテンプレートの作成

空のテンプレートには、必須の列すべてと、ユーザーが指定した列のヘッダーが含まれます。データは一切含まれていないので、自分で入力する必要があります。

  1. テンプレートを作成するには、[エージェント] ウィンドウまたは [履歴] ウィンドウで [スプレッドシートの作成] をクリックします。すると、テンプレートに表示する列の選択に使う [列の選択] ウィンドウが開きます。
  2. [列の選択] ウィンドウで、テンプレートに含めたいフィールドを選択します。選択した列が、左側にある列のリストに表示されます。列の名前をドラッグしたり、矢印を使用したりすると、任意の順に並べ替えることができます。以下の点に注意してください。
    • 必須フィールドは常に含まれます。
    • [操作] フィールドは常に 1 列目に追加されます。
    • スキル、エージェント グループ、アクセス グループ、交換機については、各オブジェクトを列として選択することができます。列のヘッダーは、<type>:<name> のように表示されます。
    • 仮想エージェント グループは一括でインポート/エクスポートできないため、エージェント グループ テーブルには表示されません。
  3. 列を選択して順序を整えたら、[スプレッドシートの作成] をクリックします。GAX によって download.csv という名前のテンプレート ファイルが生成およびダウンロードされます。

データのエクスポート

GAX では、既存のデータ レコードからデータをエクスポートできます。スプレッドシートを変更してテンプレートとして使用する場合、必要な変更を加えてから CSV を保存し、GAX にアップロードします。

エージェント データを GAX から CSV ファイルにエクスポートする

  1. エージェント リストで、データをエクスポートしたいエージェントを選択します。
  2. [エクスポート] をクリックします。
  3. [列の選択] ウィンドウには、選択したエージェントに対して事前選択された関連フィールドが表示されます。たとえば、ユーザーが以前に選択したエージェントに対して、関連するエージェント グループ、アクセス グループ、スキル、交換機が事前選択されます。必要に応じてさらにフィールドを選択したり、エクスポート不要なフィールドを削除したりします。
  4. [エクスポート] をクリックします。GAX によって、エクスポートに指定したデータを含む download.csv という名前のスプレッドシートが生成およびダウンロードされます。

ファイルのアップロード

一括更新をアップロードする前に、スプレッドシートにデータを入力して、CSV ファイルとして保存する必要があります。以下の2 つの方法のいずれかで行います。

  • 空のテンプレートを作成し、適当な値を入力する—新しいエージェントの追加が更新の大半を占める場合、おそらくこの方法が最適です。
  • 既存のデータをエクスポートし、適宜追加や変更を加える—既存のエージェントに変更を加える作業が主になる場合、おそらくこの方法が最適です。対象となるエージェントの情報だけをエクスポートし、必須情報を入力する手間を省くことができます。

できあがったスプレッドシートおよび CSV ファイルの例は、ここを参照してください。

これで GAX にデータをアップロードする準備が整いました。

  1. [エージェント] ウィンドウまたは [履歴] ウィンドウで [インポート] をクリックします。
  2. [ファイルの選択] をクリックし、ファイル ブラウザを使用して CSV ファイルを選択します。
  3. [スプレッドシートのアップロード] をクリックします。GAX がファイルの検証を開始し、その進行状況を表示します。[閉じる] をクリックしてウィンドウを閉じても、このまま進行状況を監視しても構いません。ウィンドウを閉じても処理は継続され、「履歴」 ウィンドウで監視することができます。
    • スプレッドシートが有効であれば、[続行] をクリックしてアップロードを開始します。
    • ダイアログ ボックスにエラーが表示された場合、新規ウィンドウでファイルを開いてエラーを修正します。その後、この手順をステップ 2 から繰り返します。
  4. GAX がレコードの処理を開始し、その進行状況を表示します。必要に応じて、以下のいずれかを随時行うことができます。
    • [ウィンドウを閉じる] をクリックします。処理は継続され、「履歴」 ウィンドウで監視することができます。
    • [操作の停止] をクリックして、確認のために [はい、操作を停止します] をクリックします。処理が停止すると、[エージェント リスト] ビューに戻ります。
  5. アップロードを停止しなかった場合、GAX は、レコードの処理が完了した際に [操作完了] を表示します。作成や更新が成功したレコードの数や、エラーのため作成や更新ができなかったレコードの数を掲載した結果のサマリーも表示されます。[ウィンドウを閉じる] をクリックして、メインのエージェント リストに戻ります。

スクリプトの操作

新規ユーザーの場合

  1. 指定されたフォルダーに、指定されたプロパティを持つ新しいユーザーを作成します。
  2. 新規ユーザーを、指定されたアクセス グループに関連付けます。
  3. 新規ユーザーを、指定されたエージェント グループに関連付けます。
  4. エージェントに、指定されたスキルを追加します。
  5. エージェントの場合、以下を行います。
    • 内線フィールドが指定されていない場合、エージェントのユーザー名と同じログイン コードで、指定された交換機すべてにエージェント ログインを作成し、関連付けます。フォルダー プロパティのユーザー オブジェクトと同じフォルダー階層の [交換機のエージェント ログイン] フォルダーに、エージェント ログインが作成されます。
    • 内線フィールドが指定されている場合、エージェントのユーザー名で新しいプレイスが作成されます。指定された交換機すべての内線フィールドに対応する番号の内線 DN が作成されます。エージェント ログインが作成され、内線フィールドの値と同じログイン コードを持つ指定された交換機すべてに関連付けられます。オブジェクトはすべて対応するルート フォルダーの下に作成されます。フォルダー階層はフォルダー プロパティのユーザー オブジェクトで指定されているものと同じです。

既存のユーザーの場合

  1. ユーザーを識別するために、入力ファイルの [ユーザー名] フィールドと [エージェント] フィールドにデータが入っている必要があります。
  2. その他のフィールドはすべてオプションです。
  3. オプション フィールドが定義されている場合、その値を既存の値と比較し、異なっていればそのユーザーが更新されます。
このページの最終更新日時は 2019年8月29日 (木) 07:11 です。
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