パラメーター

オペレーションパラメーターは、ルーティングストラテジのカスタマイズに使用されるパラメーターです。オペレーションパラメーターの管理では、サービスプロバイダーがオペレーションパラメーターを定義し、パラメーターグループのテンプレートに分類します。これらのパラメーターグループのテンプレートがテナントにデプロイメントされると、そのテナントは、オペレーションパラメーターの値をカスタマイズします。これらのパラメーターがルーティングストラテジによって読み取られ、コールフローに反映されます。

この画面には、表示に必要なロール特権がある、すべての定義済みオペレーションパラメーターのリストが表示されます。最新の情報でリストを更新するには、[リフレッシュ] をクリックします。リストのオペレーションパラメーターをクリックします。プロパティとそのタイプがリストの右側に表示されます。このリストには、次の方法でフィルターを適用できます。

[クイックフィルター] フィールドに、パラメーター、キー、タイプ、またはテナントの名前、あるいは名前の一部を入力します。
[テナントフィルター] ボタン (円と横線のアイコン) をクリックして、[テナントフィルター] パネルを開きます。このパネルで、選択するテナントの隣のチェックボックスをオンにします。このパネルの [クイックフィルター] フィールドを使用して、テナントリストにフィルターを適用します。
列見出しをクリックすると、リストのパラメーターをソートできます。列見出しをもう一度クリックすると、ソート順が逆になります。

**オペレーションパラメーターのプロパティ**
プロパティ	説明
表示名	パラメーターの名前。システム内で一意でなければなりません。
キー名	パラメーターの名前。Genesys Administrator のトランザクションオブジェクトの [付加情報/オプション] タブで入力されます。このフィールドが空の場合は、[表示名] の下に表示されている名前が使用されます。
タイプ	パラメーター。
オブジェクトタイプ	このフィールドは、構成オブジェクトタイプのパラメーターにのみ表示され、構成オブジェクトのタイプを指定します。オプションで、構成オブジェクトを選択してから [複数のオブジェクトタイプ] チェックボックスをオンにして、このパラメーターに追加する構成オブジェクトを複数選択することもできます。 [全般] チェックボックスがオンになっていると、別のパネルが開いて、パラメーターを受け取るテナントを選択できます。
DN タイプ	このフィールドは、構成オブジェクトタイプと DN オブジェクトタイプのパラメーターのみに表示され、DN のタイプを指定します。
カスタムリストカスタム値	これらのパラメーターは、カスタムリストタイプのパラメーターのみに適用され、カスタムリストのメンバーを指定します。このリストは、次のように指定します。リストに項目を追加するには、[カスタム値] 編集ボックスに入力してから [追加] をクリックします。リストの項目を変更するには、変更を行ってから [OK] をクリックします。重要カスタムリストの項目を、トランザクションオブジェクトに格納されている実際の値とは異なる値で表示する場合は、[キー] フィールドにその情報を入力します。リストから項目を削除するには、項目を選択して [削除] をクリックします。リストの項目を並び替えるには、リストの項目を選択してから [上] と [下] の矢印ボタンを使用して、リスト内で項目を上下に移動します。整数、日付、および時刻については、最小値 (下限) または最大値 (上限)、あるいはその両方を定義できます。
必須	パラメーターが必須であるか、あるいはオプションであるかを指定します。オンになっていると、このパラメーターを保存するには値の入力が必要になります。オフになっていると、パラメーターはオプションとみなされて、値なしで保存することができます。このプロパティは、後で変更できます (たとえば、必須パラメーターをオプションのパラメーターに変更する場合などがあります)。
全般	オンになっていると、このパラメーターはシステム全体で一意になり、すべてのテナントで共有されます。作成時に実際の値を定義する必要があり、サービスプロバーダーのみが変更できます。
値	このパラメーターが "全般" の場合、これがパラメーターの実際の値になり、変更できません。デフォルト値は、デプロイメント済みのパラメーターグループのインスタンスに継承されずに設定できます。デフォルト値の指定はオプションです。
ヘルプテキスト	パラメーターの説明や追加情報を提供するテキスト (オプション)。

オペレーションパラメーターのタイプは、パラメーターのプロパティの [タイプ] フィールドに表示されます。

タイプ	説明
オーディオリソース	オーディオリソースの ARID。
ブール	真と偽のみ。
構成オブジェクト	構成オブジェクトのタイプは、パラメーターのプロパティの [オブジェクトタイプ] フィールドで指定されます。オプションで、構成オブジェクトを選択してから [複数のオブジェクトタイプ] チェックボックスをオンにして、このパラメーターに追加する構成オブジェクトを複数選択することもできます。 [全般] チェックボックスがオンになっていると、別のパネルが開いて、パラメーターを受け取るテナントを選択できます。次のタイプがサポートされています。エージェントグループ DN ユーザープレイスプレイスグループスキル Stat Server トランザクション
カスタムリスト	パラメーターのプロパティの [カスタムリスト/カスタム値] フィールドで指定されているユーザー定義リストで指定された値のみが有効です。
日付	yyyy-mm-dd フォーマットの日付の値。
整数	小数値のない、0 (ゼロ)、負または正の数値。
パーソナリティ	パーソナリティの名前。パーソナリティのリストで指定されるパーソナリティ ID の値によって指定されます。
スケジュールパラメーター	ユーザーが、日付と時刻の範囲を構成できるようになります。
文字列	英数字と記号の文字列。
時刻	hh:mm フォーマットの時刻値。

スケジュールパラメーター

[+] セクションを表示する

スケジュールパラメーターによって、ユーザーは、パラメーターグループに日付の時刻の一連の範囲を指定することができます。たとえば、スケジュールパラメーターは、各テナントの開始時間と終了時間を指定することができます。

手順:

ステップ

[パラメーターリスト] パネルで、[＋] をクリックします。
[パラメーターリスト] パネルの右に表示される [+] パネルで、新しいパラメーターのプロパティを定義します。
[タイプ] フィールドで、[スケジュール] を選択します。 [タイプ] フィールドの下に [スケジュール] という新しいセクションが表示されます。
[スケジュール] セクションで [追加] をクリックします。
右に表示される [日付] パネルで、[スケジュール] のタイプを選択します。特定の日を指定するには [日付] を、曜日を指定するには [曜日] を選択できます。

[日付] を選択した場合、次を行います。

スケジュールパラメーターに適用する、[年]、[月]、[日] および [タイムゾーン] を選択します (タイムゾーンはオプションです)。 [タイムゾーン] を選択しない場合は、システムのローカルタイムゾーンが使用されます。
[時間範囲] フィールドはオプションです。このフィールドは、スケジュールパラメーターを 24 時間時計でグラフィカルに表示します。 [時間範囲] フィールドが空の場合は、スケジュールパラメーターが終日適用されます。
時間範囲を指定するには、スケジュールパラメーターが開始する時間にマウスカーソルを移動します。
スケジュールパラメーターの終了時間まで、マウスカーソルをクリックしてドラッグします。ボックスが表示され、このスケジュールパラメーターが適用される時間を視覚的に示します。
[保存] ボタンをクリックします。

[曜日] を選択した場合、次を行います。

スケジュールパラメーターに適用する、[曜日] と [タイムゾーン] を選択します (タイムゾーンはオプションです)。 [タイムゾーン] を選択しない場合は、システムのローカルタイムゾーンが使用されます。
[時間範囲] フィールドはオプションです。このフィールドは、スケジュールパラメーターを 24 時間時計でグラフィカルに表示します。 [時間範囲] フィールドが空の場合は、スケジュールパラメーターが終日適用されます。
時間範囲を指定するには、スケジュールパラメーターが開始する時間にマウスカーソルを移動します。
スケジュールパラメーターの終了時間まで、マウスカーソルをクリックしてドラッグします。ボックスが表示され、このスケジュールパラメーターが適用される時間を視覚的に示します。
[保存] をクリックします。

[+] パネルで、次のいずれかを行います。
- 新しいパラメーターを保存するには、[保存] をクリックします。
- 新しいパラメーターをデータベースに保存しないでキャンセルするには、[キャンセル] をクリックします。

この画面から、次のタスクを実行できます。