自動承認の仕組み

スーパーバイザーが自動承認を有効にした場合、次のような条件を満たすと休暇申請はただちに承認されてマスター スケジュールに公開されます。

• 機能が有効になっていること。スーパーバイザーに問い合わせてください。
• すべての申請された日付が指定されている事前申請期間より後であること。事前申請期間 は、[残高] ダイアログに表示されます。
• 休暇申請の時間数が自動承認機能を適用できる最小時間数より長いこと。
• 不在期間がスーパーバイザーの指定した休暇制限を超えないこと。
• 休暇申請に充当できる休暇時間がすでに付与されていること。

自動承認機能が無効になっている場合、休暇申請は [申請済み] ステータスになり、スーパーバイザーが承認するまで申請はスケジュールに反映されません。

次の条件の中には終日または非終日の休暇申請のみに適用されるものがあります。

• 終日休暇申請は常に自動公開されます。
• 終日休暇申請が取り消されると、WFM が基準スケジュールを復元します (可能な場合)。
  • 取り消された休暇自体が基準スケジュールであるか、基準スケジュールが使用できない場合、休暇が無給であれば WFM は休日を挿入します。
  • 取り消された休暇が有給である場合、WFM は対応するシフトを取り消された休暇と同じ勤務時間数だけスケジュールします。
• 半日の休暇申請は、ユーザーの (エージェント) 交代制勤務の時間中でなければなりません。
• 非終日の休暇インスタンスが非終日例外と重複している場合、WFM は回避策として例外を削除します (設定済みの場合)。
• 非終日の休暇インスタンスが別の非終日休暇と重複している場合、WFM は申請を拒否します。

重要

• エージェントが追加した休暇インスタンスの状態が [承認済みスケジュール未設定] である場合、WFM がスーパーバイザーに通知を送信します。
• エージェントが休暇申請で開始/終了時刻や勤務時間を指定すると、WFM が構成済みの制約 (契約の勤務可能時間、その日付のシフトで選択可能な最も早い開始時間、すべてのシフトで最も遅い終了時刻) と照らし合わせて検証します。

順番待ちの申請

休暇申請が自動承認の要件を満たしているものの時間枠に空きがない場合、その申請は"順番待ち"となり、時間枠に空きができ次第自動承認されます (自動承認が有効になっている必要があります)。

順番待ち機能は、空きのない時間枠に休暇を申請したエージェントを、申請順にキューに登録します。時間枠に空きができ次第、キュー内のエージェントの申請が順番に承認されます。この処理が自動的に行われるのか、それとも WFM 管理者が指定した順番待ちおよび自動承認設定に従って行われるのかについては、スーパーバイザーに問い合わせてください。