インバウンド電子メール
[変更:8.5.113.11, 8.5.111.21, 8.5.117.18, 8.5.121.03]
インバウンド電子メール インタラクション ウィンドウでは、電子メールに関連する多くのタスクを処理できます。
このビュー内のテキストのサイズを変更するには、メイン メニューのズーム コントロールを使用します (設定と基本設定の管理を参照)。環境によっては、この機能を使用できない場合があります。[追加:8.5.109.16]
コンタクトセンターにおいて問題があり、インタラクションを処理するサーバーへの接続が失われた場合は、一部の機能を一時的に使用できなくなるか、コンタクトとのインタラクションが失われる可能性があります。Workspace で、使用可能な各メディア チャンネルのステータスについて知らせるシステム メッセージが表示されます。
インバウンド電子メール インタラクション ウィンドウ
インバウンド電子メール インタラクション ウィンドウでは、以下のような電子メールに関連する多くのタスクを処理できます。
- 電子メールの差出人または全員に返信する。
- 添付画像ファイル (テキスト フォーマットおよび HTML フォーマットの電子メール インタラクションの場合) やインライン画像 (HTML フォーマットの電子メール インタラクションの場合) を表示および保存する。
- 電子メールを転送する。
- 電子メールを外部リソースに転送する。
- 現在のインタラクションに対して [完了としてマーク] を選択する。
- 内部ターゲットまたはコンタクトとのコンサルテーションを行う。
- 内部ターゲットまたはコンタクトとの音声コンサルテーションを開始する。
- 内部ターゲットとの IM コンサルテーションを開始する。
- 処理コードを設定する。
- 後で対処できるよう電子メールを作業ボックスに保存する。
- メモを使用してインタラクション履歴にメモを添付する。
- 現在のインタラクションのケース データ (付属的なデータ) を表示する。
- コンタクト データベースに送信者の電話番号がある場合は、送信者にコールを発信 する。
- コンタクト履歴の表示と管理を行う。コンタクト履歴から電子メール インタラクションを開いて処理する。
- コンタクト情報を表示および管理する。アカウントの設定によっては、不明なコンタクトを持つインタラクションを手動コンタクト割り当て機能を使用してコンタクト データベース内の既知のコンタクトに割り当てることができます [変更:8.5.117.18].
- 折りたたみ/展開のインタラクション ビュー ボタンをクリックして、現在のインタラクションに関するコントロールと情報の非表示/表示を切り替える。
折りたたみ 展開 - 電子メールに返信する代わりに送信者にコールを発信する場合に、標準応答ライブラリを表示する。
- 現在の電子メール インタラクションを印刷する。
- コールバックのスケジュール—コールバックのスケジュール (
) をクリックして、[新しいコールバック] ダイアログ ボックスを開きます。Genesys コールバックを参照してください。[追加:8.5.111.21]
- パーティ アクション メニューを使用して、インタラクションを他のメディア (音声や SMS など) とブレンドする。
現在のコンタクトとの間に進行中または最近のインタラクションがある場合は、インタラクションの接続ステータスの隣にインタラクション数が表示されます。
URL とセキュリティ
[追加:8.5.121.03] URL (Web サイトへのリンク) がコンタクトから送信される場合があります。インバウンド電子メール インタラクション ビューの URL は、プレーン テキストまたは HTML になる場合があります。URL 上にマウス ポインタを移動して、ツールチップを表示してアドレスを表示することで、クリックする前に URL を確認できます。
挿入画像および添付画像
[追加:8.5.113.11]
コンタクトが電子メール インタラクションに画像を含めることがあります。
コンタクトが電子メール インタラクションの本文に画像を挿入した場合、電子メールの他の内容と一緒に画像が表示されます。画像を右クリックしてコンテキスト メニューの [画像として保存] を選択すると、画像をローカル ドライブまたはネットワーク ドライブに保存することができます。
画像が添付ファイルとして送信された場合、電子メール インタラクションの本文の上にあるクリップ アイコンの横に画像が表示されます。
添付ファイルに対するアクション
添付ファイルの名前を右クリックすると、以下の機能を実行できます。
- 開く — 該当するファイル タイプのデフォルト アプリケーションでファイルを開きます。
- 名前を付けて保存 — ローカル ドライブまたはネットワーク ドライブにファイルを保存します。
- 印刷 — 指定したプリンターでファイルの内容を印刷します。
- すべて保存 — すべての添付ファイルをローカル ドライブまたはネットワーク ドライブに保存します。
インバウンド電子メール インタラクションの転送
受け入れた電子メール インタラクションを転送するには、転送ボタン () をクリックします。チーム コミュニケーター が表示されます。転送のターゲットを選択します。電子メール転送 を選択します。
ターゲットがインタラクションを受け入れた場合、デスクトップのインタラクション ウィンドウが閉じます。
ターゲットがインタラクションを拒否した場合は、デスクトップにインタラクション ウィンドウが再表示され、インタラクションが拒否されたことを伝えるエラー メッセージが表示されます。
外部リソースへのインバウンド電子メール インタラクションの転送
[変更:8.5.113.11]
[変更:8.5.104.15]
Workspace では、2 つのタイプの電子メール転送がサポートされています。ほとんどの企業が、ビジネス プロセスに応じていずれかのタイプを使用することになります。
- 転送 — 電子メールを転送して回答を依頼し、受け取った回答に基づきコンタクトに応答するというのが代表的な使用例です。
- 添付ファイルとして転送 — 電子メールへの応答作成を誰かに依頼するというのが代表的な使用例です。
転送
[追加:8.5.113.11]
電子メール インタラクションにコメントを付けたコピーを、外部リソースに送信 (Genesys 環境の管理下にない自社ディレクトリ内の人物、—例: 事務管理部門など)。これはインライン転送とも呼ばれます。転送されたインバウンド電子メールは新しい電子メール インタラクションにコピーされます。新しい電子メールには、転送する電子メールの日付とコンタクトの名前を記載したメモが含まれ、その下に引用された元の電子メールの内容が掲載されます。元のインバウンド電子メール インタラクションへの応答は、引き続き自分で担当します。エージェントがこの転送に対する回答を待つかどうかは、自社の規則やプロセスによります。
電子メール内にインラインで引用された電子メールを転送するには、アクティブなインバウンド電子メール ウィンドウのツールバーで [転送] () をクリックします。
[宛先] アドレス フィールドにターゲットを追加するには、次の 2 つのうちどちらかを行います。
- アドレス フィールドに、名前またはその他のコンタクト情報の入力を始めます。チーム コミュニケーターが開き、ターゲットを選択できます。[電子メール アドレスの追加] をクリックして、アドレス フィールドにターゲットの電子メール アドレスを入力します。複数のアドレスを追加できる設定の場合は、アドレス フィールドをクリックすると電子メール アドレスを追加できます。
- [宛先] アドレス フィールドの横にある [宛先...] ボタンをクリックして、コンタクトの検索 ビューを表示します。このビューを使用して、ターゲットをコンタクト ディレクトリで検索できます。コンタクトの検索ビューでも CC のターゲットを追加できます。
CC アドレス フィールドを表示するには、CCを追加するをクリックします。CC アドレス フィールドは、宛先 アドレス フィールドの下に表示されます。宛先 アドレス フィールドにアドレスを追加したのと同様に、CC アドレス フィールドにターゲットの電子メール アドレスを追加します。CC アドレス フィールドを削除するにはXをクリックします。
転送する電子メール インタラクションにターゲット向けのコメント、情報、指示を追加するには、転送する電子メールからの引用文の上、電子メールの本文領域にメッセージを入力します。
転送するインバウンド電子メールをインラインでターゲットに送信するには、() [転送を完了 (Ctrl + Return)] をクリックします。デスクトップのインタラクション ウィンドウが閉じ、電子メールが外部リソースの受信トレイに転送されます。電子メール インタラクションを転送せずに [電子メールの転送] ビューを閉じる場合は、[転送のキャンセル] をクリックします。
電子メールを転送すると、転送完了まで一時的に [進行中] 作業ボックスに保管され、完了後に削除されます。
添付ファイルとして転送
[変更:8.5.113.11]
(旧称: 外部リソースへの転送) アドレスを手動で入力するか、検索したコンタクトや会社、個人のお気に入りからアドレスを選択してチーム コミュニケーターで電子メール アドレスを選択し、Workspace のアクティブなインバウンド電子メール インタラクションを外部リソース (Genesys 環境の管理下にない自社ディレクトリ内の人物、—例: 事務管理部門など) に送信します。転送するインタラクションに関する情報を、エージェントが専用のテキスト ボックスに追加できる設定にすることも可能です。
社内で採用しているビジネス プロセスによっては、転送後もインタラクションの所有権は移行せず、インタラクションを最後まで自分で担当する場合もあります。
電子メールを添付ファイルとして外部リソースに転送するには、アクティブなインバウンド電子メール ウィンドウのツールバーで [添付ファイルとして転送] () をクリックします。この操作をすると、システムの設定に応じてチーム コミュニケーターが開くか、[添付ファイルとして電子メールを転送] インタラクション ビューが表示されます。
[宛先] アドレス フィールドにターゲットを追加するには、次の 2 つのうちどちらかを行います。
- アドレス フィールドに、名前またはその他のコンタクト情報の入力を始めます。チーム コミュニケーターが開き、ターゲットを選択できます。[電子メール アドレスの追加] をクリックして、アドレス フィールドにターゲットの電子メール アドレスを入力します。複数のアドレスを追加できる設定の場合は、アドレス フィールドをクリックすると電子メール アドレスを追加できます。
- [宛先] アドレス フィールドの横にある [宛先...] ボタンをクリックして、コンタクトの検索 ビューを表示します。このビューを使用して、ターゲットをコンタクト ディレクトリで検索できます。コンタクトの検索ビューでも CC のターゲットを追加できます。
CC アドレス フィールドを表示するには、CCを追加するをクリックします。CC アドレス フィールドは、宛先 アドレス フィールドの下に表示されます。宛先 アドレス フィールドにアドレスを追加したのと同様に、CC アドレス フィールドにターゲットの電子メール アドレスを追加します。CC アドレス フィールドを削除するにはXをクリックします。
ターゲットへのコメント、情報、指示を追加するには、宛先および CC フィールドの下のテキスト ボックスをクリックしてメッセージを入力します。
インバウンド電子メールを添付ファイルとしてターゲットに転送するには、() [添付ファイルとして転送を完了] をクリックします。デスクトップのインタラクション ウィンドウが閉じ、電子メールが外部リソースの受信トレイに転送されます。電子メール インタラクションを転送せずに [添付ファイルとして転送] ビューを閉じる場合は、[添付ファイルとしての転送をキャンセル] をクリックします。
関連リソース
Workspace Desktop Edition ユーザー ガイド (英語版のみ) では、Workspace のすべての機能の操作について詳細に説明します。次のレッスンが役立ちます。
- Handle An Email Interaction (電子メール インタラクションの処理)
- Blend Different Media Into A Single Conversation (1 つの会話にさまざまなメディアをブレンドする)
- Main Window Basics (メイン ウィンドウの基本)
- Workspace Windows and Views (Workspace のウィンドウとビュー)
- Basic Use-Case Summary (基本的な使用例のサマリー)
関連トピック