申請プロセスのエージェントのステータス
[休暇申請] ビューの [ステータス] ペインには、申請期間中に申請を提出したエージェントが一覧表示されます。これは申請割り当ての処理を進める順に並べてあります。申請期間内のエージェントの休暇申請を管理するにあたっては、[ステータス] ペインを使用して手動でエージェントのステータスを変更することができます。
エージェントのステータスについての情報は、以下の列で表示されます。
- アクション
—このアイコンをクリックすると、そのエージェントの休暇の詳細が別ウィンドウで表示されます。
- 順序—申請割り当てプロセスのキュー内でのエージェントの位置。
- エージェント—エージェントの姓と名。
- ステータス—入力、スキップ、準備完了、待機中、処理済み、タイムアウト といったエージェントのステータス。
- 変更—エージェントのステータスが現在のものに変更された日時。
- 待機終了日—このエージェントの申請の待機期間が終了し、申請割り当てがキュー内の次のエージェントに移る日付。
- サイト—エージェントのサイト名。
- チーム—エージェントのチーム名。
ステータスが申請処理に与える影響
エージェントのステータスは、申請割り当てで各自の休暇申請がいつ、どのように処理されるかを決定します。たとえば、[ステータス] ドロップダウン リストから選択できるのは以下のステータスです。
- 入力—エージェントに割り当てられる初期 (デフォルト) ステータス。エージェントが休暇申請を入力し、申請期間のキューに追加できることを示します。エージェントが申請の変更を望む場合、エージェントとスーパーバイザーはいつでもこのステータスを設定できます。申請処理中、WFM は申請割り当てステータスを [待機中] に設定し、エージェントに電子メール通知を送信します。
- 準備完了—通常はエージェントが設定します。休暇申請が提出済みであり、処理待ちとなっていることを示します。エージェントとスーパーバイザーはいつでもこのステータスを設定できます。WFMは申請を処理し、申請割り当ての規則や制約に従って申請のステータスを [処理済み] または [待機中] に設定します。
- スキップ—スーパーバイザーはいつでも手動でこのステータスを設定できます。申請割り当てプロセスが、このエージェントの申請を考慮から外すべきだということを示します。申請割り当てプロセス中、WFM はこのエージェントの申請を無視します。
以下のステータスは、申請割り当てプロセスが設定するものです。スーパーバイザーとエージェントは設定することができません。
- 待機中—申請割り当てプロセスが申請の一部を承認できなかった場合に設定されます。プロセスがエージェントの休暇申請入力または変更を待機していることを示します。待機期間が終了するか (日付は [待機終了日] 列に表示)、変更済みの申請すべてが承認可能な状態になったことをプロセスが認識すると、処理が再開されます。
- 処理済み—エージェントの申請がすべて承認済みとなった場合、またはエージェントが申請を提出していない場合に設定されるステータス。プロセスはすでに承認済みとなっている可能性のある項目も確認します。
- タイムアウト—休暇申請の編集または入力ができるようエージェントに割り当てられた時間が終了した場合に設定されるステータスです。この時点で、プロセスは次のエージェントに移ります。
ヒント
最新のドラフト リリースへのマイグレーション前に作成された申請期間には、エージェントのステータスの記録が保存されません。そのためエージェントのステータスはデフォルトの [入力] となりますが、マイグレーション後に新しい規則に従って変更することはできます。マイグレーション後に申請期間のプロパティを変更しなかった場合、古い申請期間が機能します。
エージェントのステータスの変更
エージェントのステータスを変更するには、次のようにします。
- [ステータス] タブをクリックします。
- ステータス変更の対象となるエージェントの [ステータス] 列にあるドロップダウン リストをクリックして、[入力]、[準備完了]、[処理済み]、[スキップ] のいずれかを選択します。
- [保存] をクリックします
。
[変更] 列には変更の日時が表示されます。
エージェントの休暇の詳細の表示
- [ステータス] タブをクリックします。
- 詳細を確認したいエージェントを検索し、1 列目の [アクション]
をクリックします。
- エージェントの休暇の詳細が別ウィンドウで表示されます。
- [ソート]
をクリックして、[日付]、[項目]、[開始時刻]、[終了時刻]、[勤務時間]、申請時のステータス、実際のステータス を選択することもできます。
詳細の内容
[休暇の詳細] ウィンドウには以下が表示されます。
- エージェントの名前
- 休暇申請の対象となる期間または日付範囲 (申請期間のプロパティ で入力した [開始日] および [終了日] と一致)
- 以下の列に詳細な情報が記載された表。[日付]、[項目]、[開始時刻]、[終了時刻]、[勤務時間]、[申請時のステータス]、[実際のステータス]
- 日付、項目、開始時間、終了時間、勤務時間、申請時のステータス、または実際のステータスでのソートを可能にする [ソート]
アイコン。
このページの最終更新日時は 2017年10月14日 (土) 01:58 です。
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