移動先: 案内, 検索

スケジュール作成パラメーター

スケジュール作成ウィザードの [パラメーター] 画面を使用して、前の画面で選択したサイトのパラメーターを選択します。画面左側のツリーのノードが各サイトです。ノードをクリックしてツリーを開き、サイトの作成パラメーターを表示します。(左側の) ツリーでパラメーターを選択し、画面右側ですべてのオプションを選択、指定、または無効化できます。

パラメーターのカテゴリは以下のとおりです。

チームの同期

次のパラメーターを指定します。

休日の同期 すべてのチームの休日を同期する必要があることを指定するには、このチェックボックスを選択します。
同期の基準 ラジオ ボタンを使用して、スケジュール作成時に適用する同期の組み合わせを指定します。
  • 追加の同期なし
  • シフト開始時刻—オンの場合、[開始時刻の差の最大値] の期間コントロールを使用して、チーム内のシフト開始時刻の差の最大値を指定します。HH:MM の形式を使用します。02:59 は 2 時間 59 分です。
  • 勤務時間
  • シフト開始時刻と勤務時間
  • シフト開始時刻、勤務時間、食事休憩
  • シフト開始時刻、勤務時間、食事休憩、休憩
  • 勤務時間と食事休憩
  • 勤務時間、食事休憩、休憩
開始時刻の差の最大値 hh:mm の形式で指定します。範囲は 0 (ゼロ) ~ 23:59 です。
チーム内の同じ契約のみに制約を適用 チームを同期しているとき、スケジュールの作成中に構成済みの契約情報を考慮する必要があることを指定するには、このチェックボックスを選択します。デフォルトでは、このチェックボックスは選択解除されています。
ヒント
同期は、選択したサイト下のすべてのチームに適用されます。

車両共同利用の制約

ヒント
車両共同利用は—、バス、カープール、相乗り、リフトシェア、パラトランジットなど、さまざまな名前で世界中で知られています。詳細については、Wikipedia (http://en.wikipedia.org/wiki/Shared_transport) を参照してください。

サイトの選択 (および作成のオプション) ダイアログ ボックスで [車両共同利用の制約] を選択した場合、この選択が有効になり、[チームの同期] は無効になります (チームの制約と車両共同利用の制約は互いに排他的です)。入力するか、スピン ボタン コントロールを使用して、シフトの開始時刻および終了時刻の違いの最大値を指定します。1 分から 23 時間 59 分までの任意の値を指定できますが、最も現実的な値は 30 分未満です。

重要
車両共同利用グループの参加者は、異なる時刻に開始および終了するシフトで勤務することができますが、これらの時刻が大きく異なるために車両共同利用グループが実現不可能になることのないようにする必要があります。同じ車両共同利用グループの各参加者のスケジュールの最大偏差を指定します。

プリファレンス実現率のオプション

[プリファレンス実現率を最重要視する] パラメーターでは、選択したサイトのプロファイルの数を最適化します。詳細については、「プリファレンス実現率の機能」を参照してください。

このパラメーターを選択して、次のことを行います。

  • 申請済みステータスのプリファレンスをすべて承認済みとして処理します。
  • 承認済みおよび承認予定のプリファレンスをすべて決定します。
  • 結果を使用してスケジュールを作成します。
  • ページのその他のオプションをすべて無効にします。

このパラメーターをオフ (デフォルト) にすると、上記のオプションは無効になり、以下のオプションが有効になります。

優先度 スケジュール作成時に、WFM Builder でエージェントのリクエストをどのように優先するかを指定します。ドロップダウン リストボックスで項目を 1 つ選択します。
  • [なし] を選択すると、スケジュール作成時の優先順位を指定しません。
  • [経験値] を選択すると、エージェントはその雇用日付 ([プリファレンス実現率] 画面下部のテーブルに示されます) 順に優先されます。
  • [ランク] を選択すると、エージェントは、エージェントのプロパティでスーバーバイザーによって定義されたランク (これも [プリファレンス実現率] 画面下部の表に示されています) 順に並べられます。
  • [年功とランク] を選択する場合、エージェントは最初に経験値によって優先され、その結果が同じ場合はランクが基準として使用されます。
重視 作成プロセスがプリファレンスに優先順位を割り当てるときにどの程度スキル範囲を重視すればよいかを制御します。ドロップダウン リストボックスで項目を 1 つ選択します。
  • [なし] は、(% 列に示されています) エージェントに割り当てられたパーセンテージを頼りに経験値やランクだけを基にして、エージェントのプリファレンスが割り当てられることを指定します。このオプションの場合、プリファレンス実現よりもマルチスキルの最適化が優先される傾向にあります。
  • [低] は、スケジュール作成では、マルチスキルの最適化を損なわないでプリファレンス実現のほうがより重視されることを指定します。
  • [中] は、スケジュール作成では、例外が原因で任意のスキル範囲内に欠落が生じた場合にのみ、プリファレンスが受け入れられることを指定します。
  • [高] は、スケジュール作成では、プリファレンスの割り振りのときにマルチスキルの最適化が考慮されないことを指定します。
ヒント
サイトの選択 (および作成のオプション) ウィザード ページで [チームの制約] を選択した場合、[重視] は無効になります。
実現率 プリファレンスが最大および最小何パーセントスケジュール作成において実現されるかを設定します。たとえば、[最小]10%[最大]80% に設定した場合、各エージェントのプリファレンスは最低 10% 以上実現されるのに対して、ランクや経験値の最も高いエージェントのプリファレンスは 80% 実現されるということです。これらの中間に位置するエージェントが得るパーセンテージは、最小と最大の間のパーセンテージとなります (厳密なパーセンテージは、階層組織内のそのエージェントの位置付けによって異なります)。

最小値および最大値を入力または選択します。範囲は 0 ~ 100 で、[最小][最大] より小さくする必要があります。

ヒント

スケジュール作成においては、これらのパーセント値が各プリファレンス タイプに個別に適用され、可能な場合はすべてのプリファレンスが実現されます。たとえば、エージェントの持つ実現率が 50% で、4 週間の期間にわたる 20 のシフト プリファレンスと 8 つの休日プリファレンスを作成している場合、このエージェントは必ず少なくとも 10 の優先シフトと 4 つの優先休日を得ることになります。ただしこのプリファレンス実現は他の就労規則によって禁止されていないことを前提とします。

就労規則違反のためにプリファレンス実現率を満たすことができない場合は、WFM Web にスケジュール結果が望みどおりにならない可能性があることを示す警告が表示されます。WFM Web はスタッフ不足が発生しない範囲内で、プリファレンス実現の最小レベルより多くを実現しようとします。

計算 % 列で下のテーブルの表示を再ソートします。これにより、この列に各エージェントの計算されたプリファレンス実現率が表示されます(さらに他のエージェントを表示するには、テーブルの垂直スクロール バーを使用します)。
  • [計算] をクリックします。
実現率の調整 テーブルの下のコントロールを使ってプリファレンス実現率を調整します。
  1. [実現率の調整] テキスト ボックスで、値を入力するか、または上矢印または下矢印を使用して表示されている値を変更します。範囲は -100 ~ +100 です。
  2. [調整] をクリックします。
ヒント
WFM Web により、% 列においてすべてのエージェントのプリファレンス実現率に調整の増減が加えられます。ただし、エージェントの実現率が 100% を上回るまで増加されたり、0% を下回るまで削減されたりすることはありません。

プリファレンス実現率の機能

プリファレンス実現率によって、エージェント優先順位の設定のインパクトが変わります。

  • プリファレンス実現機能は、エージェントがリクエストできるカレンダー項目 (シフト、休日、勤務可能時間) にのみ適用されます。これらの項目は、スーパーバイザーによってカレンダーに挿入される場合もあります。その他の申請済みカレンダー項目 (例外、休日、勤務時間など) は実現されません。これらの項目は100% の実現率が定義されていても申請済みのままです。
  • 率を 0 より大きな値に設定する場合、各エージェントがそのプリファレンスを実現する比率は、[最大] オプションで設定した最大パーセンテージの範囲内で、入力する値の分だけ大きくなります。
  • 率を 0 より小さい値に設定する場合、すべてのエージェントの実現率は、[最小] オプションで設定した最小パーセンテージまでの範囲内で、入力する値の分だけ小さくなります。
ヒント
プリファレンス実現率は、[プリファレンス実現率オプション] で設定された最小最大のパーセンテージ値を超えることはできません。たとえば、最大値80% に設定されている場合は、プリファレンス実現率を 100 (最大プリファレンス実現率) に設定したとしても、すべてのエージェントのプリファレンス実現率は 80% を超えることはありません。また、最大値80%最小値10% に設定され、プリファレンス実現率が -30 (好ましい最適化) に設定されている場合、実現率 80% のエージェントは 50% に、40% のエージェントは 10% に、そして 40% より低いエージェントはすべて 10% に実現率が落とされます。

プロファイルの最適化

このグリッドには、選択したサイトのすべてのプロファイルが表示されます。これらは構成されているプロファイルに基づくプロファイルであり、エージェントに基づくプロファイルではありません。グリッド内の列は、次のとおりです。

プロファイル プロファイル名。
最小 WFM でスケジュール作成時に使用できるプロファイルの最小数。範囲: 空 (デフォルト) または 0 ~ 9999 の任意の数。この値は編集可能で、[最大] の値より小さくする必要があります。
最大 スケジュール作成時に WFM で使用できるプロファイルの最大数。範囲: 空 (デフォルト) または 1 ~ 9999 の任意の数。この値は編集可能で、[最小] の値より大きくする必要があります。
既存 選択したスケジュール シナリオ内にすでに存在する実際のプロファイルの数。
成長率 スケジュール作成時に WFM で特定のプロファイルに対して使用できる現在の成長率の値。範囲: 空 (デフォルト) または 1 ~ 9999 の任意の数。この値は編集可能です。

プロファイルの最適化で特定の目標を達成するには、次の有効なパラメーターも考慮する必要があります。

  1. 最小プロファイル、最大プロファイル、成長率のいずれも指定されていない場合、プロファイルは最適化から除外されます。プロファイルを空にする必要があります。
  2. エージェント数が固定されているプロファイルでは、最小プロファイル = 最大プロファイルにする必要があり、いずれの値も 0 より大きい必要があります。これらは最適化は不要であり、成長率は適用されず、[成長率] フィールドは空にする必要があります。
  3. 最小プロファイル > または = 0、最大プロファイル > 0、最小プロファイル < 最大プロファイルである必要があるという規則に従って、最大値と最小値の両方が指定されている場合、プロファイルが最適化に加わります。
    1. 成長率が指定されている場合—プロファイルの最適化に加わっているすべてのプロファイルで、指定された成長率 > 0 である必要があります (0 は成長率の有効な値ではありません)。
    2. 成長率が指定されていない場合—すべてのプロファイルで空にする必要があります。
重要
  • 成長率があるプロファイルと成長率がないプロファイルを同じスケジュールに含めることはできません。成長率は、最適化されるすべてのプロファイルで指定するか (3a を参照)、なしにする (3b を参照) 必要があります。唯一の例外は、1 つ目の項目 (上記) にある、プロファイルが最適化から完全に除外される場合です。
  • 最小プロファイル = 0 の場合、値が指定されていないことを意味しているのではありません。0 は最小プロファイルの有効な値です。

コントロール

[プロファイルの最適化] ペインの下に以下のコントロールが表示されます。

合計成長率 グリッドの [成長率 (%)] 列のすべての行の合計。編集できません。
[構成したプロファイルの表示] チェックボックス このチェックボックスをオンにすると、[最小] および [最大] のパラメーターが指定されているプロファイルのみが表示されるように、グリッドのフィルタを限定します。

デフォルト: オフ

[既存のプロファイルの表示] チェックボックス このチェックボックスをオンにすると、選択したスケジュール シナリオ内にすでに存在するプロファイルのみが表示されるように、グリッドのフィルタを限定します。グリッドの [既存] 列を 0 (ゼロ) にすることはできません。

デフォルト: オフ

[人員不足のしきい値 (%)] フィールド スケジュール作成時に WFM で使用する必要がある人員不足のしきい値を入力します。

範囲: 0 (人員不足なし) ~ 100 (完全な人員不足)。

デフォルト: 20

プロファイルのチームへの割り当て

  • [既存のチームを穴埋めする] を選択すると、このパラメーターが有効になります。
  • [チームのサイズ] フィールドに数値を入力します。

作成するスケジュール シナリオにはプロファイルが含まれていますが、選択したサイトの実際のエージェントは含まれていません。必要な場合にチームの穴埋めに使用するプロファイルを割り当てることができます。

グリッドには、選択したスケジュール シナリオの非プロファイル チームがすべて表示されます。各チームについて、そのチームの穴埋めに使用するプロファイルを選択できます。グリッドには以下の列が含まれます。

チーム チーム名。
プロファイル 使用可能なプロファイルの選択肢のドロップダウン リスト。

[完了] をクリックして選択を適用し、作成を開始します。

このページの最終更新日時は 2017年10月14日 (土) 01:58 です。
Comments or questions about this documentation? Contact us for support!