シフト

シフトは、基本的な勤務日のパラメーターを定義します。シフトは時刻、期間、曜日別に定義されます。シフトを作成、コピー、編集、削除するには、[ポリシー] > [シフト] をクリックして、[オブジェクト] ペインで適切なビジネス ユニットおよびサイトを選択します。

新規シフトの作成

まったく新しいシフトを作成するか、既存のシフトをコピーして新しいシフトを作成することができます。

新規シフトを作成するには、次のようにします。

1. [ポリシー] > [シフト] に移動します。
2. [オブジェクト] ペインでシフトを作成するビジネス ユニットを選択し、続いてサイトを選択します。
3. [新規] をクリックします。
4. 新しいシフトが [シフト] ペインにデフォルト名で表示されます。 デフォルトでは、[名前] フィールドには [新規] で選択した一意の名前が表示されています。新規作成したシフトの名前が Configuration Database 内で重複しないよう、名前には数字が含まれます。この名前を変更することはできますが、名前重複エラーの発生を防ぐため必ず一意のものとする必要があります。

シフトのコピー

既存のシフトをコピーするには、次のようにします。

1. シフトを選択します。
2. [コピー] をクリックします。
   [シフトのコピー: <shift_name>] ペインが開きます。
3. [名前] フィールドに、シフトの名前を入力します。
   デフォルトでは、[同じサイトにコピー] チェックボックスが選択されています。
4. [同じサイトにコピー] チェックボックスを選択解除した場合、シフトを作成する BU を選択し、続いてサイトを選択します (下の図を参照してください)。
   
   
   図:シフトのコピー
5. [今すぐ保存] をクリックします。
   新しいシフトが選択したサイトの [シフト] ペインに表示されます。

新規シフトを構成するには、次のペインを使用します。

• シフトのプロパティ
• シフトの契約
• タスク シーケンス
• シフト シーケンス

作成時のシフト数制限

スケジュール作成時に構成できるシフトの最大数は 100 です。

この数字は、スケジュール シナリオに構成されているエージェント全員、エージェントに関連付けられている各契約、そして契約に関連付けられているさまざまなシフトをすべて合算したものです。シフトの合計数が 100 を超えることはできません。これを超えると作成は失敗し、次のメッセージが表示されます。エラー 43: シフト数過多: 最大数の 100 を超える数が要求されました。

重要

WFM データベースで 100 を超えるシフトを構成することは可能です。この制限は、単一のスケジュールに 100 を超えるシフトを関連付けることを制限するものです。

ローテーション パターンを使用した "[シフト数過多]" 問題の解決

1 つのコンタクト センターに膨大な数のシフトが構成されている場合では、マネージャーが固定スケジュールを作成する方法は複数シフトしかないと考えている可能性があります。しかし、ローテーション パターンを使えば固定スケジュールやフレキシブル スケジュールを含め幅広いタイプのスケジュールに対応でき、シフト数が非常に少なくて済むのです。たとえば、週単位ローテーション パターンを作成すれば、たった 1 つのシフトで固定スケジュールを構成することができます。詳細については、「ローテーション パターン」を参照してください。

シフトの編集

シフトを編集するには、次のようにします。

1. [シフト] ペインで、編集するシフトを選択します。
2. 各ペインで、必要な変更を加えます。
3. [今すぐ保存] をクリックします。

シフトの削除

シフトを削除するには、次のようにします。

1. [シフト] ペインで、削除するシフトを選択します。
2. [削除] をクリックします。

重要

スケジュール シナリオまたはマスター スケジュールで使用されているシフトは削除できません。