補填を伴う例外の挿入
遅刻や私用のために発生した損失時間を相殺または補填したい場合、[スケジュール] > [同一日内] にある補填例外の挿入ウィザードを使用して、エージェントのスケジュールに無給例外や半日例外を追加します。
補填を伴う例外は、以下のように入力します。
- [同一日内] グリッドでエージェントの行のシフトを右クリックします。
- ショートカット メニューが表示されたら、[挿入] > [補填を伴う例外...] を選択します。
補填例外の挿入ウィザードが開きます。 - 例外の選択:
- リストから例外を選択します。
- 損失時間を補填するための新しい [開始時間] と [終了時間] を設定し、必要に応じて [翌日] にチェックを入れます。
デフォルトでは [補填の入力] チェックボックスが選択されています。 - [メモ] フィールドに、この例外に関するコメントや追加情報を追加します。
- [次へ] をクリックします。
- マーク対象時間の選択:
- リストから [補填] タイプのマーク対象時間を選択します。
- カレンダーをクリックして、今回補填する日付を選択します。
- [次へ] をクリックします。
- 補填のパラメーターの選択:
- 以下のパラメーターを 1 つ以上変更して、シフトや食事休憩に仕事を追加します。複数のパラメーターを変更する場合、合計時間がこの例外の補填時間と必ず等しくなるようにします。
- シフトの新しい開始時間
- シフトの新しい終了時間
- 食事休憩の新しい開始時間
- 食事休憩の新しい終了時間
- 以下のパラメーターを 1 つ以上変更して、シフトや食事休憩に仕事を追加します。複数のパラメーターを変更する場合、合計時間がこの例外の補填時間と必ず等しくなるようにします。
- [完了] をクリックします。
補填例外について知っておくべきこと
補填例外を挿入する際は、以下に気をつけてください。
- スケジュールに補填時間を挿入できるタイミングは以下のとおりです。
- 現在の日付の場合、シフト終了時および食事休憩中 (食事休憩の時間を短縮)。
- 将来の日付の場合、シフト開始時、シフト終了時および食事休憩中 (食事休憩の時間を短縮)。
- 食事休憩の時間を短縮するには、開始時間を遅くしたり終了時間を早めたりして、開始時間や終了時間を編集します。
- 補填時間は同一日内で複数回に分けて指定できますが、必ずすべて同一シフト内に設定してください。シフト開始時間の前に補填を開始する場合、新しいシフト開始時間を指定する必要があります。新しいシフト開始時間から当初のシフト開始時間までの時間が、補填時間となります。
- 無給時間中に例外を追加する場合、補填に充当する時間を推定する必要があります。例外時間の一部でしかない場合があるためです。
- 補填例外に関するスケジュール検証警告を確認した場合、変更を保存することもキャンセルすることもできます。
補填を伴う例外の挿入後
WFM はシフトを以下のとおり再スケジュールします。
- 無給のシフトについては変更しません (時間もスケジュール内での位置も元のまま)。
- シフト変更が発生して追加のシフト項目が必要になった場合、WFM がスケジュールします。たとえばシフト時間が長くなった場合、スケジュールに休憩時間が追加される場合があります。
変更後のスケジュールに一致するシフト項目シーケンスが既存のシフトにない場合、WFM が"比較的一致度の高い"シフト項目シーケンスが存在する別のシフトを選択します。"一致度の高い"シフト項目シーケンスが見つからない場合、WFM は既存のスケジュールや現行のスケジュールを変更しません。
このページの最終更新日時は 2017年10月14日 (土) 01:58 です。
Comments or questions about this documentation? Contact us for support!