休暇タイプ

WFM では、複数のタイプの休暇を構成することができます。休暇タイプには、長期休暇、病欠、有給休暇、祝祭日、産休などがあります。

デフォルトでは、WFM は[長期休暇] の休暇タイプを作成します。この休暇タイプは削除することができません。また、いずれかのサイトに独占的に属するものではありません。

1 つまたは複数の休暇タイプに、休暇の規則を設定することができます。複数の休暇タイプに同一の規則を設定した場合、その規則に関連付けられてるすべての休暇タイプを対象として休暇残高が計算・比例付与されます。

休暇タイプの作成、コピー、編集、削除、およびサイトと休暇タイプの関連付け/関連付け解除は、このトピックで説明する手順に従って行います。

休暇タイプ/休暇の規則の組み合わせは、[構成] > [エージェント] > 休暇 ペインでエージェントに割り当てます。

休暇タイプの作成

休暇タイプを作成するには、ビデオを見るか、次の手順に従います。

1. [ポリシー] モジュールで、[休暇タイプ] を選択します。
2. [オブジェクト] ペインで、新規のオブジェクトを関連付けるサイトまたはビジネス ユニットを選択します。
   ヒント

   サイトは (クリックを繰り返せば) 複数選択できますが、ビジネス ユニットは 1 つしか選択できません。
3. ツールバーから [新規] () を選択します。
4. プロパティ タブおよび 関連付けられているサイト タブで、新規オブジェクトを構成します。
5. 完了したら、[保存] をクリックします。

休暇タイプの編集

休暇タイプを編集するには、次のようにします。

1. [休暇タイプ] ペインで休暇タイプを選択します。
2. プロパティ タブまたは 関連付けられているサイト タブ (あるいはその両方) を選択して、変更を加えます。
3. [保存] をクリックします。

ヒント

休暇タイプがカレンダーや ミーティング プランナーで使用されている場合、編集はできません。

休暇タイプの削除

休暇タイプを削除するには、次のようにします。

1. [休暇タイプ] ペインで休暇タイプを選択します。
2. ツールバーから [削除] を選択します。

ヒント

休暇タイプがカレンダーや ミーティング プランナーで使用されている場合、削除はできません。

休暇タイプのコピー

休暇タイプをコピーするには、次のようにします。

1. リストから既存の休暇タイプを選択します。
2. ツールバーから [コピー] をクリックします。
3. 休暇タイプの名前を変更し、ビジネス ユニットに関連付けます。
4. 完了したら、[保存] をクリックします。

プロパティ タブ

• 名前—この名前はサイト内で重複せず、わかりやすいものでなければなりません。
• 略称—休暇タイプの略称は最大 3 文字です。
• 有給休暇—この休暇タイプが有給の場合、このチェックボックスを選択します。
• 休暇制限対象—WFM Web for Supervisors の [カレンダー] モジュールで設定した休暇制限の適用対象にこの休暇タイプの時間を含める場合、このチェックボックスを選択します。このチェックボックスを選択解除すると、この休暇タイプには休暇制限が適用されません。
• トレード規則—このタイプの休暇を含むスケジュール期間のトレードをエージェントに許可するかどうかを設定します。たとえば、有給休暇は通常エージェントと切り離せず、研修もスケジュールと切り離せない場合があります (そのシフトに従事しているエージェント全員が出席する場合など)。以下を選択できます。
  • 削除 (トレード依頼を削除)
  • トレード不可 (トレード依頼を却下)
  • エージェントに付随
  • スケジュールに付随 (デフォルト)

サイトの関連付けと関連付け解除

1. サイトのチェックボックスを選択すると、現在の休暇タイプにサイトを関連付けられます。
   • [勤務状態グループ] ドロップダウン リストで、この休暇タイプに関連付けるグループを選択します。
2. サイトのチェックボックスを選択解除すると、現在の休暇タイプとの関連付けが解除されます。
3. [保存] をクリックします。

サイトを関連付ける際、[関連付けられているサイト] タブで、休暇タイプを勤務状態グループに関連付けることができます。サイトのチェックボックスを選択すると、サイトの [勤務状態グループ] ドロップダウン リストが有効になります。このリストには、選択したサイトに所属する勤務状態グループがすべて表示されます。

選択したサイトに 固定の状態の例外と関連付けられた勤務状態グループが存在する場合、サイトにチェックを入れるとデフォルトでこの勤務状態グループが [勤務状態グループ] ドロップダウン リストから選択されます。