通知送信の規則
このトピックでは、各通知タイプで WFM がいつ、誰に電子メールを送信するかの規則を説明します。通知を保存すると、WFM は指定された件名、本文、および以下の規則を使用して、エージェントとスーパーバイザーに通知を送信します。
スケジュールの変更
スーパーバイザーがスケジュール済みの日程に変更を加えた場合、構成されたサイトに所属し影響を受けることとなるエージェントと、適切なセキュリティ権限を有するスーパーバイザーに、WFM からスケジュールの変更通知が送信されます。
スケジュール トレードのステータス変更
トレードのステータス変更に関する通知を送信する場合、WFM は以下の規則を適用します。依頼元エージェントとはトレード依頼を作成した側、応答エージェントとは依頼を受けた側を指します。
- 選択したサイトに関連付けられている依頼元および応答エージェントは、トレードのステータスが [ユーザーが却下]、[ユーザーが承認済み]、[自動却下]、[自動承認済み]、[キャンセル済み] になった場合に通知を受けます。
- 適切なセキュリティ権限を有するスーパーバイザーは、トレードのステータスが [保留] になった場合、または [保留] から他のステータスになった場合に通知を受けます。
- 応答エージェントは、トレード依頼のステータスが [確認中] または [受付中] になった場合に通知を受けます。
- 依頼元エージェントは、トレード依頼の応答のステータスが [受諾済み]、[確認中]、[キャンセル済み] になった場合に通知を受けます。
二重ハンドシェイク トレード依頼
二重ハンドシェイク トレード依頼は、次のような仕組みとなっています。エージェント A がエージェント B (またはコミュニティ) に対してトレード依頼を作成する際、応答を手動で承認するかどうかを問うチェックボックスが表示されます。このトレード依頼への応答を手動で承認したい場合は、チェックボックスを選択します。
チェックボックスが選択解除されている場合、プロセスは次のようになります。
- エージェント A が依頼を作成する。
- エージェント B が依頼を受諾する。
- トレードは内容によって自動承認されるか、[確認中] となり、スーパーバイザーの確認と承認待ちの状態になる。
チェックボックスを選択すると、二重ハンドシェイク依頼が作成されます。この場合、次のようなプロセスとなります。
- エージェント A が依頼を作成する。
- エージェント B が依頼を受諾する。
- エージェント B からの応答をエージェント A が承認する必要がある。
- トレードは内容によって自動承認されるか、[確認中] となり、スーパーバイザーの確認と承認待ちの状態になる。
承認ステップ (3) が追加されることで、エージェント A はトレードを成立させるかどうかを再確認できます。
休暇の申請
休暇の申請に関する通知を送信する場合、WFM は以下の規則を適用します。
- 申請期間内のエージェントのステータスが [待機中] または [タイムアウト] になった場合、WFM は影響を受けることとなるエージェントに休暇申請通知を送信します。
休暇申請のステータス変更
休暇申請のステータス変更に関する通知を送信する場合、WFM は以下の規則を適用します。
- スーパーバイザーがカレンダー モジュールを使ってエージェントの休暇を手動で変更した場合、影響を受けることとなるエージェントと、適切なセキュリティ権限を有するスーパーバイザーに通知が届きます。
- エージェントの休暇申請が [自動却下] とならなかった場合、適切なセキュリティ権限を有するスーパーバイザーに通知が届きます。
- [休暇] 申請のステータスが自動で変更された場合、影響を受けることとなるエージェントと、適切なセキュリティ権限を有するスーパーバイザーに通知が届きます。
- 休暇残高に変更が発生した場合、適切なセキュリティ権限を有するスーパーバイザーに通知が届きます。
WFM のセキュリティ ロールおよび特権の詳細については、Workforce Management Web for Supervisors Helpの「ロール」のトピックを参照してください。