イベントの検索ウィザード

イベントの検索ウィザードを使用して、異常が示されている期間の履歴データを検索します。たとえば、2008 年 5 月 24 日午後 8 時から午後 9 時までの間の AHT が、過去のその時間の正常値よりも 500% 高かったとします。これは履歴データ内では異常であり、イベントの検索ウィザードで検索することができます。

1. このダイアログには、[履歴データ ボリューム] ビューからアクセスします。
2. ツールバーの [イベントの検索] をクリックするか、[アクション] メニューから [イベントの検索] を選択します。
3. 次のコントロールを使用して検索を定義します。
   

   [検索] ラジオ ボタン	検索基準を定義します。 [IV] を選択すると、インタラクション ボリュームに影響したイベントを検索します。 [AHT] を選択すると、平均処理時間に影響したイベントを検索します。
   [データの粒度を基準にする] ラジオ ボタン	検索単位を定義します。 [日単位] を選択すると、日単位のデータを検索します。 [時間単位] を選択すると、時間単位のデータを検索します。
   開始日および終了日 フィールド	検索期間を定義します。 [開始日] と [終了日] を入力または選択します。 検索は開始日から開始し、終了日に終了します。
   しきい値 (%) フィールド	検索条件を入力します。 履歴データからの偏差のパーセンテージを入力または選択します。これにより、検索するイベントを特定します。範囲:1000 未満の正の整数。 たとえば、500 を入力すると、正常値に対して 500% 以上の異常を検索します。

イベントの検索ウィザードの実行

1. 上記のコントロールを使用して検索を定義します。
2. [イベントの検索] をクリックします (または、[キャンセル] をクリックして検索を中止します)。
   ウィンドウの右側部分の新しいタブに、次の項目が表示されます。
   • [使用可能なイベント] リスト
   • [オーバーレイの作成] および [イベントの作成] ボタン
   • [既存のイベント] リスト
3. [使用可能なイベント] リストで項目を選択します。
   • [オーバーレイの作成] および [イベントの作成] ボタンが有効になります。
   • 選択した [使用可能なイベント] の日付範囲内に発生したすべてのオーバーレイ/イベントの項目が、既存のイベント リストに表示されます。
     これにより、オーバーレイ (およびオーバーレイが含む必要があるイベント) を作成することや、イベントを作成すること (およびイベントを含む必要がある既存のオーバーレイを選択すること) ができるようになります。
4. 次の 2 つのオプションからいずれかを選択します。
   1. [オーバーレイの作成] をクリックして、オーバーレイの新規作成ウィザードを開きます。このウィザードの 新しいイベント ページで新しいオーバーレイを作成し、イベントのパラメーターを指定します。
   2. [イベントの作成] をクリックして、新しいイベント ページを開きます。このページで既存のオーバーレイを選択し、イベントのパラメーターを設定します。

[既存のイベント] リスト

完了するとウィザードまたはページが閉じ、新しく作成したオーバーレイ/イベントの [インパクト開始日/開始時刻] が選択した 使用可能なイベント の日付範囲内である場合、[既存のイベント] リストにオーバーレイ/イベントが表示されます。

それ以外の場合、オーバーレイ/イベントは存在していますが表示されません。