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同期


[契約] ビューの右側のペインに表示されている [同期] を選択すると、このペインが開きます。[日次スケジュールの同期の使用] チェックボックスを選択すると、[同期] ペインでの設定が有効になります。

同期を使用すると、ユーザー定義の時刻しきい値内にエージェントが必ずそれぞれの日の勤務を開始することになります。

同期には [シフト開始時刻の調整幅] オプションがあります。このオプションを使用すると、指定された範囲内でスケジュールの開始/終了時刻を変更することができます。ある程度の許容範囲を設けると、より最適なスケジュールを作成することができます。

同期とスケジュール期間

同期の設定値とスケジュール期間は、Workforce Management によるエージェントの開始時刻の調整に以下のような影響を与えます。

  • 同期の期間のほうが短くても、スケジュール期間内に収まりきる場合には、同期は正常に完了します。たとえば、同期の期間が 2 週間でスケジュールが 6 週間の場合、スケジュールには 3 つの同期期間がちょうど収まります。
  • 同期の期間がスケジュール期間よりも短い場合、同期の対象となる期間だけ同期されます。スケジュールの残りの期間は同期されません。たとえば、同期の期間が 4 週間でスケジュールが 6 週間の場合、最初の 4 週間は同期されますが、残りの 2 週間は同期されません。
  • 同期の設定値がスケジュール期間よりも長い場合、同期は行われません。たとえば、同期の設定が 4 週間でスケジュールが 3 週間の場合、同期はスケジュール全体にわたって無効となります。

同期の使用

同期を使用するには、次のようにします。

  1. [日次スケジュールの同期の使用] チェックボックスを選択してから、[休日と休日の間のシフトの同期][[X] 週間]、または [スケジュール期間] ラジオ ボタンのいずれかを選択します。
    ヒント
    元のサイトとスケジュール期間が異なるサイトに契約をコピーする場合は、[日次スケジュールの同期の使用] チェックボックスをオフにします。
  2. [[X] 週間] を選択した場合、必要な週数をテキスト ボックスに入力するか、矢印を使って希望の数値まで移動します。
  3. 必要に応じて、シフト開始時刻の調整幅の設定を次のように変更します。
    • 開始時刻を厳密に同期させたい場合、シフト開始時刻の調整幅の設定をデフォルトの 00:00 のままにしておきます。
    • シフト開始時刻の調整幅の設定を変更するには、同期対象スケジュールをスケジューラが調整するのに使用する分数または時間数を入力します。または、テキスト ボックス内の時間または分を強調表示し、矢印を使って選択した時刻を調整します。
  4. 必要に応じて、同期の種類の設定を変更します。ドロップダウン メニューから、次の選択肢のうち 1 つを選択します。
    • シフト開始時刻 (デフォルト)
    • シフト開始時刻と勤務時間
    • シフト開始時刻、勤務時間、食事休憩の開始時刻
    • シフト開始時刻、食事休憩の開始時刻、休憩
    ヒント
    スケジューラは、選択したパラメーターすべてに基づき同期の実行を試みます。
  5. 必要に応じて、対象日の設定を変更します。デフォルトでは、すべてのチェックボックス ([日][月][火][水][木][金][土]) が選択されています。同期を適用しない曜日を指定するには、その曜日のチェックボックスをクリアします。たとえば、標準的な週末を除外する場合、土曜日と日曜日のチェックボックスをクリアします。
  6. 同期を無効化するには、[日次スケジュールの同期の使用] チェックボックスをクリアします。
  7. 設定を保存するには、[保存] WM 851 icon-save.png をクリックします。

数週間または複数のスケジュール期間にわたるシフトの同期

2 つの契約で同期が異なる場合、それぞれの契約について同期を分けて考えます。契約が変更されても、構成が同じ場合は同期を引き続き使用することができます。たとえば、契約が週の半ばで変更されても、シフト開始時刻はその週を通じて同期できます。

契約の同期の制約が同一であるとみなされるのは、次の条件に該当する場合です。

  • 同期の期間、曜日、開始時刻の範囲が同じである。
  • 同期の種類 (開始時刻、開始時刻 + 期間) および選択可能なシフトのリストが同一である。
  • 契約には、同期が可能であるということを示す簡単な構成チェックが存在します。

開始時刻を同期させる場合、構成チェックでは同期開始時刻の範囲内で開始できるシフトが複数存在することを確認します。

開始時刻と期間を同期させるには、[シフトの勤務時間] チェックボックスをオンにする必要があります。また開始時刻、期間、食事休憩を同期するには、契約すべてにおいてシフトが共通でなければなりません。

休日と休日の間のシフトの同期

数週間または複数のスケジュール期間にわたる同期と同様に、契約間で同期が同一である場合、その契約を変更しても同期には何の影響も及びません。スケジューラは、契約が 1 件しか構成されていないかのように動作します。

同期の構成が同じではない場合、同期が契約で指定した期間を超えて延長されることはありません。  

契約別のチームの同期

契約の割り当てを変更する前に、チームを簡単に契約ごとのグループに分けられます。こうすると、このグループをチームとして同期できます。契約の割り当てに効力開始日が含まれる場合、この契約グループはスケジュール シナリオの最中に変更される可能性があります。このため、チームの同期の制約が全シナリオにわたって適用されることはなくなり、エージェントの契約の割り当てを変更しなくてもよいよう、小さな間隔に分割されます。

このページの最終更新日時は 2017年10月14日 (土) 01:58 です。
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