移動先: 案内, 検索

契約の制約

[契約の制約] ペインでは、各契約の基本的なスケジュール パラメーターを定義します。[制約] ペインは、新規契約作成時または既存の契約の編集時に使用します。

既存の契約の [制約] ペインを表示するには、次のようにします。

  1. [ポリシー] > [契約] を選択します。
  2. [オブジェクト] ペインで既存のサイトを選択します。
  3. 既存の [契約] リストで既存の契約 1 件を強調表示させます。
  4. 右側のペインで [制約] を選択します。
  5. 必要に応じて 就業時間就業日数スケジュール セクションのパラメーターを設定した後、右上隅にある [保存] をクリックします。

プロパティの中でも特に、同期を設定すると、ユーザー定義の時刻しきい値内にエージェントが必ずそれぞれの日の勤務を開始することになります。

重要
制約を正しく構成しないと、最適のスケジュールを作成することはできません。Workforce Manager は整合性検査を行って、週あたりの最低および最大の休日日数が必ずスケジュール期間あたりの最低および最大の休日数と対応するようにします。

契約の制約の構成中にエラー メッセージが表示された場合、各制約の規則 (以下の就業時間就業日数のテーブルを参照) を確認してください。

セグメント別に取得した契約のリスト

契約のリストは、セグメント別または連続したページで表示されます。大量のデータを取得する場合、[契約] ペインの項目リストは 1 ページ 50 項目のセグメントに分けて順に表示されます。これにより WFM から取得する項目数が常時制限されるため、取得中も最適なパフォーマンスを維持できます。ビューで該当するボタンをクリックすると、前のページや次のページを閲覧したり、データ セットの最初の項目や最後の項目 (リストの最初や最後) に移動したりすることができます。ページの移動は、キーボードの [上矢印][下矢印][PageUp][PageDown] キーで行えます。

契約の制限のプロパティ

契約名契約の名前。サイト内で重複しないようにしてください。

WM 851 contract constraints icon.png アイコン—この契約を表すアイコン。簡単に識別できるような背景色を選択します。下矢印をクリックすると、利用可能なアイコンがすべて表示されます。

ヒント
変更が検証をパスしなかった場合、[検証メッセージの確認] ペインが表示され、エラーおよび警告メッセージの一覧が表示されます。メッセージの詳細については、「検証メッセージの確認」を参照してください。

[就業時間] セクション

設定名 定義 1 日あたりの有効値 週あたりの有効値 スケジュール期間の有効値
標準勤務時間 この契約に割り当てられたエージェントが、標準的な日、週、(該当する場合は) スケジュール期間に勤務する時間数 (時間および分)。 24 時間未満 168 時間未満

1 分単位で構成可能
1008 時間未満 (スケジュール期間の長さによってはそれ未満)
1 分単位で構成可能
規則:
  • 残業時間は除外してください。
  • 値は同じ期間の最短勤務時間以上でなければなりません。
  • 値は同じ期間の最長勤務時間以下でなければなりません。
最短勤務時間 この契約に割り当てられたエージェントが、契約条件に基づき日、週、(該当する場合は) スケジュール期間に労働することを義務づけられている最短勤務時間数 (時間および分)。 24 時間未満 168 時間未満

1 分単位で構成可能
1008 時間未満 (スケジュール期間の長さによってはそれ未満)
1 分単位で構成可能
規則:
  • 1 日あたりの値は 0 より大きくなければいけません。
  • この値は、同じ期間の標準勤務時間の値以下でなければなりません。
  • 1 日あたりの値に週あたりの最低就業日数を掛けた値が、週あたりの値を超えてはいけません。
  • 1 日あたりの値に週あたりの最低就業日数を掛けた値が、最長就業時間 (週あたり) を超えてはいけません。
  • スケジュール期間を適用している場合、週あたりの値にスケジュール期間内の週数を掛けた値が、スケジュール期間の値を超えてはいけません。
  • 期間が 1 か月である場合、週数は 4 とします。
  • 週あたりの値を 1 日あたりの最長就業時間で割った値が、週あたりの最低就業日数を超えてはいけません。
  • 週あたりの最低就業日数0 の場合は、週あたりの値が 0 でもかまいません。
最長勤務時間 この契約に割り当てられたエージェントが、契約条件に基づき日、週、(該当する場合は) スケジュール期間に労働することを義務づけられている最長勤務時間 (時間および分)。 24 時間未満 168 時間未満

1 分単位で構成可能
1008 時間未満 (スケジュール期間の長さによる)
1 分単位で構成可能
規則
  • 残業および有給の例外もすべて合算します。
  • 同じ期間の標準勤務時間の値以上でなければなりません。
  • 1 日あたりの値に週あたりの最低就業日数を掛けた値は、週あたりの最短就業時間の値以上でなければなりません。
  • スケジュール期間を適用している場合、週あたりの値にスケジュール期間の週数を掛けた値は、スケジュール期間の値以上でなければなりません。
  • 期間が 1 か月である場合、週数は 5 とします。
  • 週あたりの値は、1 日あたりの最短就業時間週あたりの最低就業日数を掛けた値以上でなければなりません。
  • 週あたりの値を 1 日あたりの最短就業時間で割った値は、週あたりの最大就業日数以上でなければなりません。
  • 週あたりの期間は 0 より大きくなければなりません。
  • 期間が 1 か月である場合、31 x 24 時間未満でなければなりません。

[就業日数] セクション

設定名 定義 1 日あたりの有効値 週あたりの有効値 スケジュール期間の有効値
最大連続就業日数 この契約タイプに割り当てられたエージェントが連続して勤務できる最大日数。 1 ~ 365 日 該当なし 該当なし
規則:
  • 週あたりの最低就業日数以上でなければなりません。
  • 週あたりの最大就業日数が 7 未満の場合、週あたりの最大就業日数 2を掛けた値を超えてはいけません。
  • この値が週あたりの最大就業日数 2 を掛けた値を超えてよいのは、週あたりの最大就業日数が 7 である場合のみです。その場合でも 365 を超えてはいけません。
週あたりの最低就業日数
この契約に割り当てられたエージェントが 1 週間に勤務する必要のある最低日数。 該当なし 0 ~ 7 日 該当なし
規則:
  • 週あたりの最大就業日数を超えてはいけません。
  • この値に ''1 日あたりの最短勤務時間を掛けた値が、週あたりの最長勤務時間を超えてはいけません。
  • この値は、[勤務可能時間のパターン] ペインで設定した週あたりの勤務可能な日数を超えてはいけません。
週あたりの最大就業日数 この契約タイプに割り当てられたエージェントが 1 週間に勤務できる最大日数。 該当なし 0 ~ 7 日 該当なし
規則:
  • 週あたりの最低就業日数以上でなければいけません。
  • 週あたりの最長勤務時間1 日あたりの最短勤務時間で割った値を超えてはいけません。

スケジュールセクション

[制約] ペインの [スケジュール] セクションのパラメーターは 1 つのみです。[タスク シーケンスの代わりにスケジュール アクティビティ セット] チェックボックスで、サイトと契約の構成に基づいてスケジュール作成前にスケジュール作成モードを設定します。デフォルトではこのチェックボックスにチェックはありません。

WFM は次のアルゴリズムを使用してスケジュール モードを決定します。

  • サイトにタスク シーケンスが存在しない場合、契約はアクティビティ セット モードでスケジュールされます。
  • サイトにタスク シーケンスが存在する場合、契約はタスク シーケンス モードでスケジュールされます。
  • サイトにタスク シーケンスが存在し、特定の契約に [タスク シーケンスの代わりにスケジュール アクティビティ セット] チェックボックスにチェックがある場合、この契約はアクティビティ セット モードでスケジュールされます。この場合、必須のタスク シーケンスを持つすべてのシフトが (この契約に割り当てられてなかったものとして) 無視され、オプションのタスク シーケンスを持つシフトがタスク シーケンスなしでスケジュールされます。

以前のバージョンにおける Web for Supervisors ビュー

お使いの環境にデプロイされている WFM 8.5.2 バックエンドのバージョンが 8.5.204 以前の場合、[タスク シーケンスの代わりにスケジュール アクティビティ セット] チェックボックスを持つ [スケジュール] セクションは [制約] ペインには含まれません。

ヒント
同一サイトの契約すべてに共通する制約もあります。これらは WFM Web の 契約> [サイトの設定]

ペインで設定されます。

このページの最終更新日時は 2017年10月14日 (土) 01:58 です。
Comments or questions about this documentation? Contact us for support!