一括挿入ウィザード

一括挿入ウィザード (IMW) は、項目 (休憩など) を一度に複数のエージェントのスケジュールに追加するために使用します。これは、シナリオまたはマスター スケジュールで使用することができます。

一括挿入ウィザードの使用

このウィザードの使用方法は、次のとおりです。

1. 同一日内 ビュー、エージェントの勤務表 ビュー、または 週単位 ビューで、以下のいずれかによって [一括挿入] を選択します。
   • アクション ツールバー
   • アクション メニュー
   • [ショートカット] メニューを右クリックします ([週単位] ビューでない)。

     アクティビティの選択 画面が開きます。未保存の変更がある場合、先に進む前に変更を保存するよう WFM Web からプロンプトで指示されます。

2. 挿入するアクティビティを 1 つ以上選択します。

   エージェントの選択 ページが開きます。

3. スケジュールを編集するエージェントを選択します。(スキルの設定されていないエージェントは、[エージェントの選択] ページには表示されません)。
4. [次へ] をクリックします。
5. 項目を追加する日付を選択し、[次へ] をクリックします。
6. 勤務状態の選択 ページで、勤務状態を選択し、[完了] ([休日] の場合) または [次へ] (その他のスケジュール項目の場合) をクリックします。
7. 次に表示される休憩、食事休憩、例外、休暇、シフト、マーク対象時間、または仕事セットの各選択ページに入力します。
8. [完了] をクリックします。

ビューが再表示されます。

• 挿入項目の自動確定 チェックボックスが有効になっていた場合、スケジュール シナリオを編集すると、変更はシナリオに対して確定されます。
• [挿入項目の自動確定] チェックボックスが無効になっていた場合、スケジュール シナリオを編集すると、変更は保留モードでスケジュールに表示されます。一括確定/復帰ウィザードで、変更を確定するか復帰する必要があります。

スケジュール シナリオ内の保留中の変更は、シナリオが公開された際にマスター スケジュールに転送されません。マスター スケジュールを編集する場合、[挿入項目の自動確定] チェックボックスが有効になっていると、変更はマスター スケジュールに対して確定され、すべてのユーザーに対して表示されます。

挿入した項目を自動的に確定する

上記のステップ 3 で、いずれかの [マスター スケジュール] ビューで一括挿入機能を使用しており、変更の承認セキュリティ アクセス権を持っている場合、[挿入項目の自動確定] チェックボックスを選択すると、ただちに変更内容がスケジュールに挿入されます。必要なセキュリティ アクセス権がない場合、このチェックボックスはクリアされ、無効になります。その場合、行った挿入は保留になり、マスター スケジュールの公式バージョンで挿入を有効にするには、挿入の確定または承認が必要です。

いずれかのシナリオ ビューを使用している場合、このチェックボックスは常に有効になっています。

[挿入項目の自動確定] チェックボックスが無効になっている場合、変更は保留モードになり、[マスター スケジュール] ビューで、自分に対して表示されますが、他のユーザーに対しては表示されません。マスター スケジュール内の保留中の変更については、以下のいずれかの処理が必要です。

• 変更の承認セキュリティ アクセス権を持つユーザーによる確認および承認/却下 (マスター スケジュールの変更の承認 ビューを使用)
• 変更の承認アクセス権を持っている場合、確定または復帰 (一括確定/復帰ウィザードを使用)