目次
スケジュール
このページのトピックを読むと、スケジュール モジュールの概要がわかります。スケジュールをたてる前に、以下を行う必要があります。
- 予測シナリオを構成します。 スケジュールを計画する各アクティビティのスタッフ数予測を
- 作成し、作成し、公開します。
ヒント1 つの予測シナリオに複数のアクティビティの予測を含めることができます。
予測を公開する前にスケジュールを作成することはできますが、スケジュール機能の多く ([勤務者数] など) は使用できません。
スケジュール モジュールの使用
スケジュール モジュールでは、さまざまな表およびグラフにエージェントのスケジュール情報が表示されます。
[スケジュール] ビューを使用して、以下を行います。
- スケジュール シナリオを作成する。これはプロファイル シナリオを含み、スケジュールの申請に使用することが可能。
- スケジュールを作成する。
- マスター スケジュールにスケジュール シナリオを公開し、マスター スケジュールからスケジュール シナリオを抽出する。
- シナリオおよびマスター スケジュールの週単位および日単位のスケジュールを表示する。
- シナリオおよびマスター スケジュールのスケジュールの範囲を見積もる。
- 環境の必要に応じてスケジュールを改訂する。
- 保留中のスケジュール変更を作成、表示、編集、削除、および確定する。
- エージェントをプロファイル スケジュールに割り当てる (シナリオに含まれている場合)。
スケジュールのセキュリティ
構成されているセキュリティ ロールの設定に応じて、スケジュール モジュールのすべての部分に対するフル アクセス権がある場合や、アクセス権が制限されている場合があります。「ロール」を参照してください。
特定のスケジュール機能にアクセスする権限がない場合、その機能は無効になります。
スケジュールについて
スケジュール モジュールは、作業量やエージェントの勤務可能時間の変化に応じてスケジュールをリアルタイムで調整する手段となるので、労働力を最も有効に活用するのに有用です。スケジュール モジュールは実際のエージェントを基に最適なスケジュールを作成し、その例外およびプリファレンスをスケジュール プロセスに統合します。
Workforce Management は、サイトのビジネス制約の範囲内で最適なスケジュールを作成します。
制約には次のものがあります。
- 必要とするスキルを持つ稼働可能なリソース
- サービス レベル要件
- 雇用契約とビジネス規則
- エージェントのプリファレンス
プロファイル スケジュール: エージェントを使用しないスケジュールの作成
プロファイル スケジュールでは、実際のエージェントがいなくてもスケジュール結果をモデル化することができます。
ユーザー&mash;定義プロファイルに基づいてスケジュールを作成した後、そのスケジュールにエージェントを割り当てることができます。あるいは、実際のエージェントとプロファイル エージェントの両方を使用してスケジュールを作成することもできます。
エージェントを実際に雇用する前にスケジュールを作成したい場合、その都度プロファイル スケジュールを使用します。
- WFM Web を使用して、契約就業規則とスキル セットからなるプロファイルを定義します。
- スケジュール モジュールを使用し、仕事および予定の被雇用者に適したプロファイルを使用して、スケジュールを作成します。
- 新しく雇用されたエージェントをプロファイル スケジュール内のオープン スロットに割り当てます。
スケジュールの [シナリオ] ビューの使用
シナリオ ビューを使用すれば、既存のシナリオを開いて処理することができます。また、スケジュール シナリオの作成、編集、または削除、およびマスター スケジュールへのそれらを公開することができます。
[シナリオ] ビューを表示するには、次のようにします。
- ツールバーの [ホーム] メニューから、[スケジュール] を選択します。
- ツールバーの [スケジュール] メニューから、[シナリオ] を選択します。
他の [シナリオ] ビューの使用
シナリオを開くと、シナリオの名前がツールバーのメニューおよび [スケジュール] メニューの項目になります。そのメニューには、勤務者数、週単位、同一日内、エージェントの勤務表、プロファイルと申請、サマリー、および 勤務状態グループ合計 の各ビューが表示されます。
そのシナリオのビューを開くには、<[シナリオ名]> メニューからそのビューを選択します。
別のシナリオを開くと、その名前が [スケジュール] メニューに追加されます。[スケジュール] メニューを使用して、開かれている複数のシナリオを切り替えます。
シナリオのビューを表示リストから削除するには、そのシナリオを閉じます。
[マスター スケジュール] ビューの使用
マスター スケジュールへのアクセス権がある場合、[スケジュール] メニューから [マスター スケジュール] を選択することができます。[マスター スケジュール] がツールバーのメニューになり、このメニューから 勤務者数、週単位、同一日内、エージェントの勤務表、サマリー、勤務状態グループ合計、および 残業条件 のいずれかのマスター スケジュールのビューを選択できます。変更の承認 ビューは、WFM Web で変更の承認アクセス権がある場合のみ表示されます。
これらのマスター スケジュール ビューのいずれかを開くには、メニューからそのビューを選択します。
スケジュール変更の保留
変更の承認に対するセキュリティ アクセス権がない場合、スケジュール シナリオやマスター スケジュールに対して行った編集は保留中になります。つまり、マスター スケジュールの変更の承認アクセス権を持つユーザーが変更を確認および承認するまでの間、変更は自分に対してのみ表示され、公開表示されているバージョンのスケジュール シナリオやマスター スケジュールでは表示されません。
- スケジュール シナリオをマスター スケジュールに公開する場合、保留中の変更は公開されません。
- マスター スケジュールからシナリオにデータを抽出する場合、保留中の変更はシナリオに表示されません。
保留中の変更の承認
保留中のスケジュールの変更を表示して承認または拒否するには、多くの方法があります。保留中の変更が別のユーザーによって作成された場合は次を使用できます。
- マスター スケジュールの変更の承認 ビュー。
保留中の変更が自分が行ったものである場合は次を使用できます。
- マスター スケジュールの変更の承認 ビュー。
- 一括確定/復帰ウィザード。
- [スケジュール シナリオ] の [同一日内] ビューおよび [マスター スケジュール] の [同一日内] ビューのショートカット メニューの 確定 および 復帰 コマンド。
- 一括挿入ウィザードおよび一括削除ウィザードの自動確定機能。