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[シナリオの要約] ビュー

[シナリオの要約] ビューは、現行スケジュール シナリオに関する統計を表示するために使用します。以下のツールバーの画像とボタンの説明を参照してください。

WM 851 toolbar-master-schedule-scenario summary.png

[要約] ビューには、標準の日付選択コントロール および 2 つのデータ ペイン (グラフとテーブル) が表示されます。

シナリオの要約ビューの表示

[シナリオ] ビューを表示するには、次のようにします。

  1. ツールバーの [ホーム] メニューから、[スケジュール] を選択します。
  2. ツールバーの [スケジュール] メニューから、[シナリオ] を選択します。
    スケジュール シナリオ テーブルが表示されます。
  3. テーブル リストでシナリオ名をダブルクリックするか、シナリオ名を選択して [開く] をクリックして、そのシナリオを開きますWM 851 icon-open.png
    シナリオの名前はツールバーにメニューとして表示されます。

開いているシナリオの [要約] ビューを表示するには、次のようにします。

  1. ツールバーの <[<シナリオ名>]> メニューから [要約] を選択します。
  2. オブジェクト ペインで、[アクティビティ] ツリーから適切な項目を選択します。

単一のビジネス ユニット、ビジネス ユニット内の単一のサイト、マルチサイト アクティビティ、アクティビティ グループ、またはサイト内の単一のアクティビティを選択することができます。選択を行うと、[データ] グリッドにデータが取り込まれます。

粒度の設定

このドロップダウン リストは、グリッドに表示する [時間ステップ] の増分を選択するために使用します。[15]、[30]、[60] の 3 つの値 (分単位) のうちいずれかを選択します。

グラフ ペインと データ ペイン

このビューでは、データを個別のタブで表示するのではなく、グラフ (ビューの上部) とテーブル (下部) で表示します。

グラフ ペイン

[グラフ] ペインには、選択している各統計の線グラフと、選択された日における個々の時間ステップのデータ ポイントがあります。

データの表示

[データの表示] ドロップダウン リストから:

  1. グラフ化する統計を選択します。
    オプションは データ グリッドの有効列に対応します (ただし、[計算された差] および [要求される差] はグラフ化できません)。
  2. そのデータをグラフに表示するには、[必須を表示する] チェックボックスを選択します。

グラフ

グラフは、[データの表示] ドロップダウン リストから選択したものに合わせて再描画されます。時間ステップは、左から右に向かって表示されます。縦方向の数量は、インタラクションの数、エージェントの数、または (予算の) 費用を示します。

データ テーブル

[データ] ペインには、集約統計と時間ステップごとの統計を表示する、スクロール可能なグリッドがあります。このグリッドの最初の行には、各統計の日単位の合計または平均が表示されます。残りの行にはそれぞれ時間ステップ 1 つについての統計が表示されます。

グリッドの列

グリッドには、以下の統計および数量を表示する列があります。

  • これらの各有効列を表示したり非表示にしたりするには、オプション ボタンをクリックします。
説明
時間ステップ 時間ステップごとの開始時刻。粒度の設定によって構成されます。
勤務者数 (スケジュール済み) アクティビティまたはマルチサイト アクティビティのスケジュール済みの勤務スタッフ数。スケジュールの勤務者数は小数単位で計算および表示されます。たとえば、エージェントが 3 つのアクティビティを 15 分の時間ステップで実行するようにスケジュールされた場合、そのエージェントは各アクティビティの勤務者数に対して 1/3 としてカウントされる可能性があります。

スケジュール作成エンジンがエージェントの時間を従事可能なアクティビティ間でどう配分するかは、多くの要因に左右されます。例としては、各アクティビティのオープン時間、各アクティビティのボリュームと処理時間などの要因があります。ほかにも、エージェントがカレンダーの項目を承認したかどうかといった要因、その日の全部または一部の休暇や例外などの要因もあります。

人数 [スケジュール済み] スケジュール済みのエージェント数 (在席予定のエージェント数)。
スケジュール済みのサービス レベルの割合
他の予定されているメトリック (インタラクション ボリュームや平均処理時間など) が変更されないと仮定した場合に、このスタッフ勤務者数で達成できるサービス レベルの割合。
予測サービス レベルの割合 予測エージェント数から達成が見込まれるサービス レベルの割合。

エージェント数の端数処理のため、スタッフ数予測作成時に示された元のサービス レベル目標とは異なる場合があります。たとえば、20 秒以内に応答するインタラクションで 80% のサービス レベル目標を達成するためのスタッフ数要件を WFM では 12 エージェントと予測する場合がありますが、予測上のサービス レベルの割合では、これより高い数値 (83.48% など) がレポートされる場合があります。これは、80% というサービス レベル目標を達成するために最低必要なエージェント数は 12 人ですが、このエージェント数であればコンタクト センターで 80% より少し高いサービス レベルを達成できると見込まれるためです。エージェントを 1 人減らしてしまうと (11 人)、コンタクト センターで 80% のサービス レベルは達成できないことが見込まれます。

スケジュール済みのインタラクション ボリューム 他の計画済み指標に変更がないと仮定した場合に、このスケジュールの勤務者数で処理できるインタラクションの数。
予測インタラクション ボリューム マスター予測に準じた予測インタラクション数。
スケジュールされた AHT 他の予定されているメトリックが変更されないと仮定した場合に、このスケジュールに基づくインタラクションあたりの平均処理時間。—
予測 AHT マスター予測に準じた予測平均処理時間
スケジュール済みの予算 選択された日および時間ステップに対してスケジュールされた勤務者数の予算。この日付のマスター予測に公開された予測シナリオで指定されたフルタイム当量 (FTE) の 1 日あたりの勤務時間と給料に基づきます。(この統計は、エージェントの賃金フィールドを表示するアクセス権がある場合にのみ表示されます。)
予測予算 選択された日および時間ステップに対して計算されたスタッフ数の予算。この日付のマスター予測に公開された予測シナリオで指定されたフルタイム当量の 1 日あたりの勤務時間と給料に基づきます(この統計は、エージェントの賃金フィールドを表示するアクセス権がある場合にのみ表示されます。)
計算されたスタッフ数 予測インタラクション ボリューム、AHT、該当サービス目標に基づき WFM が算出した必要なエージェント数。
必要なスタッフ数 オプション フィールド。予測ターゲットを手動で入力するか、テンプレートを使用してユーザーが定義した必要なエージェント数。
計算された差 勤務者数 (スケジュール済み)計算されたスタッフ数の間の差異。
要求される差 オプション フィールド勤務者数 (スケジュール済み)必要なスタッフ数の間の差異。
スケジュールされた ASA オプション フィールド。このアクティビティに対して現在スケジュールされているエージェント数によって、このアクティビティで達成する必要がある平均応答速度
予測 ASA オプション フィールドASA 予測の合計/平均行には加重平均が報告されます。これは、オープン時間で計算され、Forecast IVによって重み付けされます。
スケジュールされた非リアルタイムのサービス レベル
オプション フィールド。他の予定されているメトリック (インタラクション ボリュームや平均処理時間など) が変更されないと仮定した場合に、この非リアルタイムのスタッフ勤務者数で達成できるサービス レベルの割合。
予測された非リアルタイムのサービス レベル オプション フィールド。予測された非リアルタイムのアクティビティ数に基づいて達成できると見込まれるサービス レベルの割合。
非リアルタイムのサービス レベルの差
[スケジュールから予測を差し引いた値]
オプション フィールド。スケジュールされた非リアルタイムのサービス レベル統計と予測された非リアルタイムのサービス レベル統計の間の差。
スケジュール済みのキュー 期間終了時のスケジュール済みのバックログ キュー内のインタラクション数。
差 (スケジュール済みの ASA
から予測 ASA を差し引いた値)
オプション フィールド。スケジュール済みの ASA から予測 ASA を差し引いた値
スケジュールされた実働率 オプション フィールド。現在スケジュールされているエージェント数によって、このアクティビティで達成する必要がある実働率。
予測実働率 オプション フィールド。スタッフ数予測によるエージェント数でスタッフを配置する場合に達成すべき実働率の目標。
差 (スケジュールされた実働率
から予測実働率を差し引いた値)
オプション フィールド。スケジュールされた実働率から予測実働率を差し引いた値。
差 (スケジュールされた S/L
から予測された S/L を差し引いた値)
オプション フィールド。スケジュール済みの S/L から予測 S/L を差し引いた値
差 (スケジュール済みの IV
から予測 IV を差し引いた値)
オプション フィールド。スケジュール済みの IV から予測 IV を差し引いた値
差 (スケジュール済みの AHT
から予測 AHT を差し引いた値)
オプション フィールド。スケジュール済みの AHT から予測 AHT を差し引いた値
差 (スケジュール済みの予算
から予測予算を差し引いた値)
オプション フィールド。スケジュール済みの予算から予測予算を差し引いた値。
重要
インターフェースでビュー設定を調整して、[シナリオの要約] ビューの [スケジュールの勤務者数][計算されたスタッフ数][必要なスタッフ数] などの列に、スタッフ数合計をフルタイム当量 (FTE) モードまたは延べ時間モードで表示することができます。表示モードの変更については、「スタッフ数表示をフルタイム当量から延べ時間に変更する」を参照してください。

[アクション] ツールバーの使用

ツールバーのボタン (または [アクション] メニューのコマンド) を以下の処理に使用します。

アイコン 名前 説明
WM 851 icon-publish.png 公開 スケジュール公開ウィザードを開きます。このウィザードでは、選択したシナリオの一部をマスター スケジュールに公開したり、選択したシナリオにマスター スケジュールの一部を抽出したりすることができます。
WM 851 icon-add-remove.png シナリオの要素の追加/削除
スケジュールの要素の追加/削除ウィザードを開きます。このウィザードでは、アクティビティおよびエージェントを現行スケジュール シナリオに追加したり、現行スケジュール シナリオから削除したりすることができます。
WM 851 icon-build-schedule.png スケジュールの作成 スケジュール作成ウィザードを開きます。このウィザードでは、選択したサイトに対する完全なスケジュールを作成することができます。
WM 851 icon-rebuild-schedule.png スケジュールの再作成 スケジュール再作成ウィザードを開きます。このウィザードでは、オプションで、最後の作成または再作成後に編集されたエージェント スケジュールをそのまま残して、スケジュールを変更および再作成することができます。
WM 851 icon-validate-schedule.png スケジュールの検証 メッセージの確認 ウィンドウを開きます。このウィンドウには、選択したサイトに対するスケジュール警告が一覧表示されます。警告が表示されるのは、このシナリオに対してすでにスケジュールを作成しており、生成された警告を保存した場合のみです。
WM 851 icon-close.png 閉じる 開いているシナリオを閉じます (未保存データを保存するかどうか尋ねられます)。
WM 851 icon-options.png オプション オプション ダイアログ ボックスを開きます。このダイアログ ボックスでは、個々の統計を有効にしたり非表示にしたりします。
WM 851 icon-use-multi-site-activities.png マルチサイト アクティビティの使用 このボタンは、オブジェクト ツリーでマルチサイト アクティビティまたはビジネス ユニットを選択した場合に有効になります。このボタンをクリックすると、選択したマルチサイト アクティビティのデータが表示されます。

このボタンを [オン] に設定すると、—現在のビューおよびマルチサイト アクティビティを含むその他のすべてのビューの—最後の選択内容が WFM で保持されるため、選択したマルチサイト アクティビティのデータを表示するなくなりますクリックする必要がなくなります。

このページの最終更新日時は 2017年10月14日 (土) 01:58 です。
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